暁炎を購入してからあり合わせのラバーを貼って放置していたので、しっかりと試打してみました(汗)
バタフライのALCをターゲットにしたラケットと言われそうですが
打球した感覚ではしっかりと棲み分けできた高性能なラケットでした。
一言で言えば
使い古して数年使い込んだ年季の入ったアウターの特殊素材ラケット
15年以上前に、弾みが控えめで回転がかかりすぎるティモボルスピリットのFL(84g)を持っていたけど……
それ並にボールを持っている感がありましたΣ(;´Д`)
もちろん板の弾みも上記のティモボルスピリット並でした。
※当時の使用ラバーグルーを2度塗りしたスレイバーELだったはず
自分が所持している暁炎の板厚は5.7mmで公式数値5.6mmより0.1mm厚い(笑)
そして重量は87g
現在所持しているティモボルALCは84gで板厚5.7mm
そして打球感はバタフライらしい硬さで、球離れはTHEアリレートカーボンな感じです。
多分、暁炎の特殊素材の密度がバタフライのALCと比べて薄い
特にアリレート比率が低い&特殊素材が面ではなく網目状で、テニスラケットのガットみたいになってますね。
さらに、密度低く柔らかめでも接着が高モジュラスで、高強度&変形しにくいので、新開発のKVC3は反発力も確保されているように感じますね。
ただし、暁炎=バタフライの特殊素材ALCと思わない様に!
イメージはアコースティックに特殊素材の弾みを搭載した感じでしょうかね?
特殊素材のくせに木材の球持ちを継承している感じが新しいです。
ただ球持ちを求めて購入する場合は、使用者の技量が特殊素材の使用に見合うレベルかどうかですかね……。
アウターの中でもかなり扱いやすいモデルに仕上がっているとは言え、威圧できる回転量にさせるのは技量によっては難しいですよね(>_<)
むしろラバー硬度をやや落としてインナーを選んだ方が絶対に安全な選択ですよね~
あと話が変わってしまいますが………
ついにハイブリッドMKプロを買ってしまった。
球突きとサーブで引きつれ利用での回転のかけやすさ具合をチェックしてみました。
ノーマルMKと比べると
インナー
→硬くてスポンジに食い込みきる前に弾け飛ぶ感が強くて引きつれ利用での回転のかけやすさが足りなかった。
アウター
→調度良い食い込みで引きつれ利用での回転のかけやすさが何故か格段に上がった(笑)
ノーマルMKでの飛び出す時のタイムラグがすごく少なくなっていました。回転量もかなり上がっていましたΣ(;´Д`)
もしかしたらアウター向けのラバーかもしれませんね!
※スポンジカラーが旧藍鯨3やエクリプスみたいで幸せですね(っ´ω`c)
※追記※
ハイブリッドMKプロの重量
パッケージ込 カット前
黒max112g → 70g
赤max112g → 70g~71g
リブラ 86g→黒137g→赤187g
ティモボルALC 84g→赤133g→黒182g
インナーだと硬めに感じてスポンジに食い込ましにくく回転かけにくい感がある。
アウターのティモボルALCに移植したら引きつれ利用での回転がかけやすくなっていた。
カット後の重量
ティモボルブレードサイズで49g
張本智和ブレードサイズで51g
という重量結果でした!