⚠注意⚠

レビューが人の感覚が必ずしもマッチするとは限りません。

あくまでも私個人の感覚になります。ご注意下さい。




ラバー重量

①合わせたラケット『フォルティウスFTVer.D Re』の84g

ブレードサイズ157×150mm

黒108g→66.5g→46g

赤109g→   67g→47g

ファインジップ薄塗りで+2g

総重量178g


②合わせたラケット『リブラ』の86g

ブレードサイズ159×152mm

黒108g→67g→48g

赤108g→67g→48g

サラサラ液体タイプの接着剤で約+1g

12ミリサイドテープで+1g

総重量184g


[使用用具]

  R:リブラ-ST
  F:ハイブリッドMK
  B:ハイブリッドMK


  ニッタクのクリーンボールを使用

『第一印象』

緩めのシート+硬めのスポンジを合わせたラバーだけどとても扱いやすいラバー。

打球感はスポンジ硬度以上に柔らかく、柔らかいくせに強振してもボールが落ちないのが印象的でした。

柔らかいのにスイング方向を前方向にできるのが素晴らしいです。


[攻撃技術全般]

  ・ドライブ
厚く捉えるとスポンジ硬度を活かした弧線の低いスピードドライブ
薄めに捉えると山なりで非常に回転量が多いループドライブが打てる。当たり前だけどループも振り切ると回転量が多いです。
柔らかいのに振り切っても落ちないので安心して振り切れます。その際の回転量はハイエンドモデルのラバーのソレでした。
前陣でも振り切れる方にはとても心強いラバーです。
カウンタードライブも自分から回転かけに行く人でも安定感抜群でした。ボールの軌道や回転とコース共にコントロールが非常にやりやすいです。

  ・スマッシュ
ほとんど試していませんが、厚く捉えると直線的に飛んでくれるので扱いやすい部類と思われます。


[守備的な技術全般]
  ・ブロック
回転かかるのに回転に対して鈍感力が高めで凄くやりやすいですね。
それなのに自分から回転をかけにいけるのがとても良いです。

  ・ツッツキ
気になる点もないですね。ハイエンドモデルにしては操作性が非常に高く、不可解なミスが出る印象はないですね。
もしミスが出るなら元々のスイング方向がおかしい可能性大です。

[サーブ・レシーブ・台上技術]
  全般的に苦手な技術のないオールマイティーなラバー。
自分でスピード・スピンを作れるので、技術レベルがそのまま出てくる感が強いです。

[オススメ出来ない方]
『回転が強くかかる』や『スピードがよく出る』等、ラバーに特徴を求めてる方には難しいと思われます。良い意味で自分でコントロールをしていくラバーですね。
硬いラバーを使いこなせている場合は無理にこのラバーを使用する必要ないでしょう。
ディグニクスが使いこなせている方はそのままディグニクスを使いましょう。
テナジー系よりもシート張りが緩めなので、自分で回転を作る意識が必要かと思います。
繋ぎ・攻撃・サービスでも良い意味でスイングが中途半端は駄目です。振り切れてからラバーの回転やスピードを出せるので、技術レベルがそのまま出てきますので要注意です。


[オススメな方]
ラリー戦タイプ、一撃タイプもどちらも使えるように感じます。
昔のグルー世代で柔らかいラバーを使っていた方
その中でも安定の範囲で威力を求める方にオススメですね。


緊張した場面であと一点を取りたい、相手の攻撃を凌ぎたいシーンでシートが過度に敏感でないため返球しやすい実戦向きの勝ちに行くラバーです。
派手さは無いけれど、かなりオススメラバーです。
自分みたいにグルーや補助剤時代のように回転がかかるけど鈍感力もあるあの感覚を求めると、現行ラバーではこれが近い感覚でしょうか?
ディグニクスは更にスピードが出ますがスポンジ硬い(>_<)