障がい児育児で感じた想いを綴った

発達ゆっくりさんの詩(うた)

 

ゆっくり先生(自閉症6歳次男)が

卒園するまでに完成させることを目標に

50音順にチャレンジ中飛び出すハート

        

 

        



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【発達ゆっくりさんの詩『さ』】

 

 

〜さあ行こう! でこぼこ道も 悪くない♡〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆっくり先生(自閉症6歳次男)の

障がいの疑いを最初に指摘されたのは

1歳半健診のときでした。

 

 

 

保健師さんの対応が私にはきつくて、

駐車場で悔し涙を流し、

大変なことになってしまった・・・

と、ズーーーンっと凹んだのを

今でも覚えています。

 

 

 

そのあとも当分の間は、

 

なんで?

どうして?

何がいけなかった?

 

この言葉が100万回は頭の中に

流れたと思います。

 

  

  

妊娠中の食事がいけなかったの?

 

いや、妊娠する前からダメだったのかもしれない。

 

母乳じゃなくてミルクの方がよかったのかも。

 

離乳食が早すぎたのかな・・・

 

RSにかかったのがいけなかったんだろうか?

あの時、もっと早く病院に行けばよかった・・・

 

   

 

ごめんね。

ごめんね。

ごめんね。

  

 

  

考えても答えの出ないことが

何度も頭に浮かんできて、

頭の中がアワアワして、

眠れない夜もありました。

 

 

 

そんなことが頭の中を100万回流れながらも、

ずーーーっと落ち込むということが

どうやら私には出来ないみたいで、

落ち込みつつも、

 

次の検査までの4ヶ月で

何かできることをしよう。

 

と考えていました。

 

 

  

「お子さんの障がいをいつ受容しましたか?」

 

こんな質問を頂いたことがあります。

 

 

 

私は最初の頃は、

「次の検査までの4ヶ月で

 何かできることをしよう。」

そう思ったこのときに、

受容したんじゃないか?と思っていました。

 

  

 

しかし、この後も何度も、

「あれ?受容したと思っていたけど、

 私できてなかったのかも。」

という出来事に出くわします。

 

 

 

何度も何度も季節の風邪のように、

それは訪れます笑。

 

 

 

そういうことを何度も何度も繰り返して、

結果、ある意味では、

今も受容していないのかな?

一生受容なんてしないのかな?

と思ったりしています。

 

 

 

そして、

受容する。していない。

どっちでもいいやと思っています。

 

 

 

ゆっくり先生を丸ごと受け止める!

そんな気合いがありつつも、

期待したり夢みたりしている私もいる。

 

 

 

期待する=受容していない

ではないとも思うのだけど、

 

 

 

そのどっちも悪くないじゃんって思うのです。

 

 

 

むしろどんな感情にも善悪なんてないじゃん

って思うのです。

 

 

 

母も上がったり下がったり、

でこぼこしてもいいじゃない。

 

  

 

かわいいわが子のことだもの。

悩んだっていいじゃない。

期待したっていいじゃない。

 

 

 

大きなお荷物にだけはならないようにして、

ゆっくり先生の成長を見守りつつ、

心でわいわいキャーキャー言いながら、

(いや、きっと口でも言いながら笑)

でこぼこ道を味わおうと思います。

 

 

 

 

 

#発達ゆっくりさんの詩