テーマパークの衛生強化策を確認してきました 2 | レジャーコンダクター®︎ 杉崎 [テーマパークの面白い仕掛けを伝えるプロ]

レジャーコンダクター®︎ 杉崎 [テーマパークの面白い仕掛けを伝えるプロ]

合同会社ユー・エス・ジェイに新卒1期入社。パーク立ち上げから19年の経験をもっている「テーマパーク人」| ”テーマパークの素晴らしさを知ってもらいたい” その想いで日々研究を続ける専門家。遊びだけでなく、プロの視点で抽出した学び視点での情報をお届け

観覧車レジャーコンダクター®︎ 杉崎聡紀(スギザキ アキノリ)です。

(プロフィールは、ホームページをご覧ください)

鉛筆今までのブログの目次はこちらです!鉛筆

鉛筆Youtube「レジャコン タイム」の目次はこちら鉛筆

 

学校関係者の皆様へ(修学旅行・遠足対応)
 「旅行関連業における新型コロナウイルス対応ガイドラインに基づく国内修学旅行の手引き」の内容に応じて、授業・講演・事前打ち合わせを行うことが可能です。 
 
・事前打ち合わせのオンライン化
 ・授業、講演でのマスクやフェイスシールド着用、オンライン化​ 
・テーマパーク・遊園地の情報提供
  修学旅行や遠足先のテーマパーク・遊園地における、衛生強化策や運営の状況について情報が必要な場合は、可能な限り調査し情報提供が可能
 
保護者の方、引率される先生方、行先を判断される管理職の皆様のご不安解消にお役立てください。
 ​(もちろん、調査費用はいただきませんので安心してお問い合わせください)
 
詳しくは、レジャーコンダクター®︎のホームページでご確認ください。
 

 

7月3日、先月のユニバーサル・スタジオ・ジャパンに続き東京ディズニーランド®︎の

衛生強化策について確認をしてきました。

 

 

再開当日には、動画も公開されました。

テーマパークでのレジャーは人生になくてはならないものだと私は思っています。

その場所がこうして再開できたことは、レジャー産業全体にとっても大きな意味を持ちます。

楽しみ・学び・家族や仲間との絆を深め、気づきを得られる場所ですね。

 

先月再開しているユニバーサル・スタジオ・ジャパンとの違いやパーク内の雰囲気について

ブログにまとめておきたいと思います。

 

 

前回のユニバーサルについてのブログは、2位のスモール・ワールズの1.5倍のアクセス数。

皆さんの関心の高さがわかります。

スモールワールズ TOKYOの対策もご確認いただけます。

講演や授業でもよく質問されますが・・・

どちらが良くて、どちらが悪いという視点では私はパークを見ません

両方のパークの違いや気づきを共有していきたいと思います。

 

なので!テーマパークに関するブログなのに、キャラクターはほとんど出てこないのも

私のブログの特徴ですね(笑)

 

さて、まず最初にお伝えしておきましょう。

東京ディズニーランド®︎も、

安心して足を運んでください。ご家族・グループで楽しめます。

 

気になる対策そしてパークの雰囲気、早速見ていきましょう。

東京ディズニーリゾート®︎公式サイトでは、具体的な対策について公開されていますので

ぜひご確認ください。

 

ユニバーサル同様に、ディズニーについてもゲストの皆さんへご協力をお願いする点について

動画が公開されています。

 

この動画ですが、なんとディズニーでは、アトラクション・ショップ・レストランと動画が

あり、具体的にどんな運営方法なのかを事前に確認できるのは素敵です。

私も行く前にイメージできたので、戸惑うことなく楽しめました。

 

 

 

 

■駐車場

 今回、車でいきました。パーキングの運営方法は、密を避ける運用です。

同時に同じ場所に車が集中することを防ぐために、一定台数を誘導し、その後は別のブロックに

誘導していきます。

 乗車中のゲストがいる場合には、1台あけての駐車になるように誘導しているようでした。

 

 トールブース(料金所)のキャストの方は、フェイスシールドとマスク、そして手袋。

それ以外のキャストの方はマスク着用。

 やはりゲストとの距離が違い場合には、フェイスシールド着用のようです。

 

 それ以外は至って普通。いつものディズニーの雰囲気です!

 

 

■案内サイン

 専用にデザインされたフレームに入った案内サインがエントランス周辺に設置されています。

数カ所というレベルではなく、至る所にありますので自然と目に入ってきます。

 

■イクスピアリやボン・ヴォヤージュ(パーク外物販店舗)

 イクスピアリについては、入口でのカメラによる体温確認があります。

 

消毒液はペダルを踏むタイプなので、ボトルに触れなくていいという点は安心です。

 

ボン・ヴォヤージュは入店予約が必要。

時間前に来た場合には、待つ必要があり外に待ち列があります。

 

パーク内もそうですが、店舗のドアは開放され換気もバッチリです。

 

 

舞浜駅からパークに向かう通路は、コーンで仕切られていて右側通行です。

 

 

■検温・パーク入場

11:00〜の入場だったので、検温する場所も少なくなっており、

ディズニーリゾートラインの東京ディズニーランドステーションの下で検温しました。

 

鉄道ファンの私としては、駅の下で検温するだけでテンション上がります(笑)

朝一、しっかり鉄分補給できました〜。

 

検温キャストの皆さん、とてもウエルカムな感じです。

気持ちよく、そして楽しく検温タイム!(といっても、あっという間です!)

 

エントランス前の待ち列。通常は縦方向に各ゲートごとに列を作りますが、

現時点では、横方向に並び、銀行のATMのように空いているゲートに進む形になっています。

 

列に入る前には、このボードの通り間隔をあけて待つように案内があります。

私の時は、キャストの方が列内まで案内してくださり、黄色い線の手前で2名で待つようにと

案内がありました。

 

ゲート前の様子はこのようになっており、荷物検査が終わり次第、1つ前のますに進みます。

 

マスの大きさは結構大きいのです。

 

最後尾あたりにならびましたが、実質10分程度の待ち時間で11:10頃にはパーク内でした。

 

パーク内のアトラクションでもそうでしたが、並べない場所については

しっかりと仕切られており、人と人との間隔が密にならないようになっています。

これは、ユニバーサルも同様ですね。

 

入ってすぐに消毒液のボトルがありますので、消毒ができます。

実は、入園時の消毒は必須ではありません。

アトラクションも入口には消毒液はなく、出口だけしかも任意です。

 

エントランスのキャストの方は、手袋着用です。

 

 

 

遠くに見えるシンデレラ城は、リペイントも終わりとても綺麗です。

 

入場時、キャストの皆さんの声掛けは「おかえりなさい」が多かった印象です。

これもユニバーサルと一緒ですね。

 

気持ちは一緒!ようやく再開できたパークに、ゲストの皆さんをお迎えできること。

そして、一緒にその喜びと感動を分かち合えるわけですから。

 

 

■アイコンタクトとコミュニケーション量がすごい❗️

 パークに入って感じるのは、以前よりもアイコンタクトが多いこと、

そして積極的に声をかけてくださることです。

 もちろん、入場者数が少ないにもかかわらず、以前よりもキャストの配置数が増えている

ということもありますが、それだけではちょっと説明できないような感じがします。

 

 店舗やアトラクションによって差はありますので、パーク全体でというわけではないのですが・・・マスクをして目しか出ていないのですが、目が笑顔のキャストが多い!

そして、皆さんめちゃくちゃフレンドリーです。

 

アトラクション「ジャングルクルーズ」では、手持ちサインの撮影をお願いしたところ、

快く受けてくださりさらに、近くにいたキャストの方も「一緒に写ってもいいですか?」と

加わってくださり楽しく撮影。

 

物販店舗「ハウス・オブ・グリーティング」では、サインの両面が撮影できるように

わざわざ2名のキャストの方と、もうお一方加わって楽しく撮影。

とにかくあたたかい雰囲気に包まれたパークという印象です。

 

 

■インフォメーションボードやベンチなどは?

キャストの方が手作業で待ち時間を表示していた場所はクローズしていました。

 

ベンチはこのように、ソーシャルディスタンスが取れるように、座れない場所があります。

 

従来からもありましたが、パーク内の自販機もキャッシュレス対応が増えてきています。

釣り銭に触れることがないので、ちょっと安心かもしれませんね。

 

 

自販機の前にも、こうしてラインがあり間隔を開けて並びます。

 

パーク内のゴミ箱は、投入口があいており、接触することなくゴミを捨てることができます。

ユニバーサルでは、黒いバンドでしたがディズニーでは、バンドは外にはなく

内側でとめてあります。スマートですね。

 

 

■飲食店舗

 テラス席はこのように隣り合ったテーブルはすわれないようになっており、

グループごとの距離は保たれます。

 

 ユニバーサルでは、一定方向を向いて座るようになっていましたが、

ディズニーでは、同一グループ同一テーブルでOKです。

 

ランチは「ポリネシアンテラス・レストラン」で、パンケーキをいただきました。

今回はこの5名でパークをまわっております。

 

レストランは、入店時にアルコール消毒が必要です。

アルコール消毒して、席について渡されたのはこちら。

普段はカート販売などでこの袋にフードを入れて渡してくださいますが・・・

「マスク入れ」として提供してくださいました。

 

ユニバーサルと違い、メニューは渡されません。

2次元コードを読みとります。

 

そしてお水の入ったコップは、プラスチック。

もしや衛生強化策の一環なのかな?と。

 

メインのパンケーキはこちら。

意外とボリュームあって美味しいのです。

お花は食用だそうで、もちろんいただきました。美味しかったですよ。

こちらは、追加料金ですがスペシャルタピオカドリンク!

 

お会計の待ち列もしっかりソーシャルディスタンス

 

ユニバーサル同様に、キャッシュレス決済推奨。

レシートや現金のやり取りは、トレーを介して行われます。

 

ユニバーサルの場合は、1人ずつトレーと決済端末の消毒がありましたが、

ディズニーは1人ずつの単位では行われません。

 

 

他店舗の写真ですが、飲食・物販店舗共にレジにはアクリル板設置です。

写真は「パン・ギャラクティック・ピザ・ポート」

 

改装後に、チケット券売機が本格導入。

タッチパネルで選んで、お会計して、レシートをもってカウンターへ向かいます。

キャッシュレス&人との接触を減らす意味では有効です。

トゥモローランドにあるので、未来のレストランということでOKですよね!

私は、ワクワクしながら注文しました。

 

■アトラクション

入場者数が少ないので、待ち時間はないのですが、前後間隔をあけて並ぶので、

最後尾は、夏休み期間中のようにアトラクションから出て長くなっています。

見た目は2時間待ちか?と思ってしまいますが、想像よりも待ち時間は短いのです。

 

 

 アトラクションの待ち列は前後間隔はもちろんですが、横方向も密にならないように、

こうして1列もしくは2列並ばない列が存在します。

 写真で黄色い線があるところには並びますが、線がないところは並びません。

 

そしてどうしても通路となっていて、ゲスト同士がすれ違う場所については、

その場所に止まることがないように、1方向は待ち列。1方向は通路として使用し、

通路の先の待ち列が進んでから、キャストの方が「お進みください」と案内してくださいます。

 

スペース・マウンテンでは、床の線が光りますよ!

 

ウエスタンリバー鉄道の階段は、並べない場所にはこうしてわかりやすく線が引いてあります。

 

待ち列の中にもキャストの方がいて、密になりそうな場所については、

「こちらでお待ちください」「では、進んでください」と声をかけてくださいます。

 

わかりやすいように手すりにも線が引いてあるので、よ〜くみて進みましょう!

 

 

乗車方法ですが、ユニバーサルは今月から全列案内に切り替わりました。

ディズニーでは、同一グループの場合は、前後間隔はあけずに2列連続して乗車。

そのあと1列あけて、次のグループとしています。

 

ジャングルクルーズの場合は、グループは一緒に座り、横2〜3席分あけての乗船。

我々が乗船した時は、32名乗りのボートに18人でした。

 

 

また消毒タイムもあり、私が乗ったあとには、ピーターパン空の旅が一時的に運休。

乗り物だけではなく、待ち列のロープや手すりの消毒作業がありました。

 

他のアトラクションでも、並ぶ列の手すり・ロープの消毒はもちろん、

ウエスタンリバー鉄道では、到着時に手すり、座席の消毒を行う徹底ぶりです。

 

ユニバーサルと違い、アトラクション利用前にアルコールボトルはなく、

出口のみの設置ですので、入口で消毒してくださいとは声をかけられません。

 

また、最後尾サインを持っているキャストの方がおり、いつものように「最後尾はこちらです」の声かけはありません。

これも対策の1つですね。

 

 

ホーンテッドマンションの運営も変更になっており、乗車前のプレショーがいつもと違います。

どのように違うのは、現地でお確かめください。

「え?」と思わず声を出してしまいました(笑)

 

ショータイプのアトラクション「フィルハーマジック」も運営方法が変更になっています。

プレショー部分ですが、広いお部屋に少人数しか入れません。

そして、キャストの方が1組ずつ線の書いてある場所に案内してくださいます。

 

メインショーからの退出は規制退出。

後方のゲストから順番に出口に向かう形に。

 

出入りの時間がかかるので、いつもよりも1日あたりのショー回数は少なめです。

ご注意ください。

 

スターツ・アーズも間隔を開けるために、この四角の中に2名ずつならびます。

3Dグラスは、従来とはちがい1つずつキャストの方から手渡しで受け取ります。

ユニバーサルのように、除菌シートが渡されて拭くことはありません。

 

 

■物販店舗

 レストラン同様にレジにはアクリル板設置となっており、キャストの方も手袋着用です。

 

入口にのみカゴがあり、その横には、アルコール消毒液があります。

物販店舗も入る際に消毒が必要です。

 

入口・出口は分かれています。

あるお店の出口では、「消毒液は自動です〜」といいながらキャストの方がボトルの上を

押して1組ずつ消毒液を出してくださっていました(笑)

なんだか、ほっこりする光景ですよね。

 

都合3回出入りしたので、3回とも全自動でした!

 

 

■レストルーム

アルコール消毒は以前よりありましたが、洗面台の部分にも追加されています。

またショッピングモール などと同じく、ハンドドライヤーは使用中止です。

 

レストルーム内も、しっかり線が引いてあります。

 

 

今回もすごいボリュームになってしまいました。

お付き合いいただきありがとうございます。

 

と言いたいところですが、実はこの日デビューのリゾートラインの新車も見て帰ってきました(笑)

 

 

 

 

鉄男3人「やっぱり、音静かですね〜」と名残惜しく見送り帰路につきました(笑)

今回は、加賀屋感動ストアーマネージメントの加賀屋さん他合計5名でパークを

研究してきました。

 

 

ディズニーシーの衛生強化策についても後日確認してくる予定です。

私の情報が遠足・修学旅行や研修旅行、またテーマパークレジャーで訪れる方の

不安解消の一助になれば幸いです。

 

 

九州地方の豪雨、とても心配です。

私の住んでいる関西でも雨が降り続いています。

九州を始め全国での被害が少なくなるよう、祈るばかりです。

 

 

カチンコ「レジャコン タイム」配信中カチンコ

 

 

鉛筆Youtube「レジャコン タイム」の目次はこちら鉛筆

 

鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆

テーマパークを表から裏からじっくり学ぶ、体験する、そして研究するクラブ!​​​

テーマパーク人になるための

オンライン・コミュニティ「T-L.E.A.D.クラブ」ソフトオープン

 ホームページでご確認ください。

 https://www.g-lecon.com/t-lead

 

テーマパークの面白い仕掛けを楽しく学ぶ & 

テーマパーク就職を目指す学生さんを応援し合うコミュニティです

鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆

 

 

下矢印下矢印下矢印下矢印LINE下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印

ブログ更新のお知らせを含め、レジャーコンダクターからのお知らせを

公式LINEから配信しております。

友だち追加

 

出版記念読書会で寄せられた感想の一部をご紹介

 

・半日で(読みきれて)テーマパークがわかる

・今の自分に必要なもの、悩みに答えてくれる

・手元にあるといい

・ブログのように読みやすい

 

Amazonの”レジャーの産業研究” カテゴリーでTOP5入り!

テーマパーク・アミューズメント事業 知っておきたい最新トレンドと成功の秘訣

 

本の中身もAmazonのサイトで一部ご覧いただけます!