世田谷区における保育室 | すがややすこ活動日記

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こんにちは。すがややすこです。日々の活動等書いています。

昨日は、世田谷区保育室連絡会の新年会に参加。

はじめは、講演会で、猪熊弘子さん
(ジャーナリスト、AERA with babyの編集をされているそうです。)
の「これからの保育・子育て」について少しだけ聞いてまいりました。
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と、いうのも、またまた風邪をひいていて
(風邪なのかわからないけれど。)、咳がとまらないので
保育室の会だっただけに、長居するとみなさまに移してしまいそうで、
途中で退席させていただいたのです。


ちなみに、世田谷区の保育室では、
認可保育園と同じように所得による補助があります。
(上限45000円!)
3歳までの保育となりますが、
区立認可保育園では行っていない産休明け保育を行っていたり、
園によっては土曜日の保育も昔から行っていたりして、
世田谷区の保育制度の中で、重要な役割を果たしてきています。



申し込みは、区ではなく、園に直接申し込む制度となっておりますが、
認可保育園と同じように狭き門となっています。


しかも、区が導入しているポイントのシステムではないため、
働いていなかったとしても、
それぞれのご家庭の事情によって預かっていただくことも可能です。

ただ、現状は入りたいから、と言って入れるような状況では全くありません。


以前ブログでも書いたけれど、
うちの息子も保育室でお世話になりました。
(メネス保育室http://www.city.setagaya.tokyo.jp/030/d00011813.html)
認可保育園に申し込んではいましたが、
私が就職活動中であったため、ポイントが足りず入ることができなかったんですよね。
で、たまたまその時メネス保育室に行ってみたら、
丁度一人空きが出たところだった。。。

この保育室は、2階が保育室で、一階が幼稚園となっており、
(鈴木メソードの唯一の幼稚園)
3歳以降もここの園にお世話になることができます。
息子の時も、ほどんどみなさん、そのまま幼稚園にあがったので、
結局6年間、息子はお世話になりました。今も、3階の
バイオリン教室でお世話になっています。


幼稚園、と言っても、保育室と同じように夜7時までは
預かってもらえるし、もちろん夏休みのような長期休暇も
対応していただけます。

つまり、幼保一体化、という考え方自体がなかった頃から、
幼保一体化の取り組みを行っていた、ということになります。

インターネットで検索をすると、お受験幼稚園というような
扱いにもなっているようですが、
鈴木メソードのもともとの教育自体が、今の小学校受験塾のような事を
行っているからかもしれないですねー。

例えば、小林一茶の俳句を卒園までに初めの言葉で50音順で覚えたり、
(私も覚えてますよー。あだけ。「あいらしく りょうてのあとの のこるゆき」)
バイオリンを通じた教育だったり、(幼稚園ではバイオリンを弾くのではなく、
音楽に合わせて手真似だけだったような)、
それから、年長さんでは、確かに小学校受験のようなプリントをやったりもする。

と、こう書くとスパルタ教育のようにもみえてしまいますが、
全然そんなことなく。先生方みなさん、とても優しいです。


と、言うことでこれはあくまでも世田谷区の保育室の中の一つですが、
区内の保育室は、このようにそれぞれ特色を持って運営されています。


世田谷区の認可保育園の選考はポイント制で、
やっぱり、育児休暇明けに対し、ポイントは高くなっている。
復職しなければならない、という緊急性を考えたら、
当然のことではありますが、就職活動だったり、
家族の介護だったりについては、
ポイントが低くなっている。

保育室は、直接、園との契約なのでポイントは関係ありません。


だから、このような保育室の制度は、とても重要なんです。
ただ、世田谷区独自の制度なので、国からの補助金がないんですよね。
もちろん、建物が古くなったから、ということで建て替えることもできない。


いろいろ課題はあります。

と、言うことで、子ども子育て新システムを作っている
小宮山洋子厚生労働副大臣との対談内容、遅くなりましたが
区政レポート作成中ですので、少しお待ちください!