今日はなんだかため息がよく出る。
どうやら少し疲れが出たみたいだ。
この酷暑の中、家と会社の間を往復するのだから当然な気もする。
いわゆる夏バテってやつかもしれません。
私は自分に元気がない状態が好きではない。
いつもがっつり元気でいたいので、対応策をいくつも持っている。
その時の状態に合わせて、今の自分は何をすれば元気が出るかが大体わかっているつもり。
今回はその対策として、うなぎを食べて帰ろう。
帰宅途中でそう思いついて、鰻屋さんに寄りました。
ラストオーダーの時間の30分前に到着し、うな重を注文。
他にも暑気払いと思しきファミリーご一行様が何組かいて、賑やかに食事をしていた。
この時間なのに珍しい。
遅い時間の鰻屋さんは大抵空いていて、私ひとりしかいない事が多いのです。
この時間で家族連れが数組いるのは珍しい光景。
やはり今頃は夏バテが来やすい時期なのかもしれません。
35度以上の気温の日々がしばらく続きましたしね。
体もいい加減、体温調整に疲れたのではないでしょうか。
私のため息も、体が発するメッセージのような気がしました。
焼きたての香ばしい鰻を頬張っているうちに、腹の底から元気が湧いてきます。
これは、自分が選択した不調対策が正解だったことを表しています。
鰻に含まれている成分をサプリで摂ったとしても、こういう反応がダイレクトにくることはありません。
食事で摂ると、ドカンとダイレクトに反応がくる感じ。
やはり昔から重用されている滋養強壮食材の力はすごいのです。
目の疲れ、疲労感、体のだるさなど、秒で吹き飛びそうな勢いです。
おまけに鰻はとっても美味しいし。。
美味しいものは体に負担のかかるものも多いですが、鰻はむしろ体を元気にしてくれる。
罪悪感が全くない美味しいものって、実はそんなに多くないと思います。
私にとっては鰻は薬膳のようなもの。
とびきり美味しい鰻重を食べるだけで、体のケアができる一石二鳥の食材です。
韓国では夏バテの時は参鶏湯を食べるそうですね。
骨付き鶏肉をなつめや朝鮮人参、クコの味、餅米と一緒に煮込んだ滋養強壮メニュー。
こちらも美味しくて滋養強壮剤がわりになる優れた献立ですが、作るのに時間がかかります。
それと、熱々の鍋料理のようなものなので、夏はちょっとどうかなと日本人としては思います。
というわけで、やっぱり鰻はいいです。
日本全国津々浦々、美味しい鰻屋さんはあまたある。
その気になれば、移動中にひょいと立ち寄るだけで元気になれるのですから。
今年の土用丑の日は、二の丑まであったそうだけど、私は一の丑しか気にしておりませんでした。
二の丑のケアがすっぽ抜けたから、今頃になってバテてしまったのかも。
でもまあ、美味しい鰻重をいただけたので、元気倍増です。←超絶ゲンキンです
今年の暑さは10月くらいまで続く予報が出ているので、途中で息切れする人続出だと思います。
そんな時は、鰻を思い出して。
日本人に生まれて良かったと思える、美味しい夏バテ対策です。

