父が急に車を入れ替えると言い出しまして。
ここ数日、頭が興奮状態みたいで、話を聞くだけで疲れます。
昨日の電話では、自動安全ブレーキと、アクセル踏み間違い防止システムがついた車にするという話でした。
予算的に中古なのだけど、これら2つの安全装置が付いた車だと、まあまあ良いお値段になる。
年齢的にも、その方が安心なので、費用がかかるのはしょうがない。
けど、当初の予算よりずーっとオーバーしてるんですけど。。
しかし、どうしてこう車のことになると興奮気味になるのか。
「興奮しているみたいだから、冷静に考えてほしい。」と伝えて初めて自分の状況に気づいたみたい。
最初に買いたいと言ってきた車のボディーカラーは黒で、こればかりは私は大反対をした。
その昔、私は保険の代理店に勤めていたことがあり、黒い車の事故が多かった記憶がある。
そして、代理店契約をしていた損害保険会社の人の話によれば、確かに黒い車は事故が多いという話だった。
それは黒い車はまるで影のように存在感を消してしまうことがあるから。
これを「視認性が悪い」という言い方をするのだけど、私も黒い車に気づくのが遅れてヒヤリとしたことが何度かある。
そんな事情もあって、私自身は黒い車を選んだことはない。
ドライバー歴はもうじき40年になろうかという中で、黒い車のオーナーになったことは一度もないのです。
それくらい、黒い車が嫌い。
やはり、代理店時代の記憶が離れないようです。
父は黒のエコカーをもう少しで契約しそうになっていたけど、黒い車の危険性を滔々と話してやめてもらいました。
こちらが悪くなくても、相手が突っ込んでくる貰い事故の確率が高まるから。
安全ブレーキや踏み間違い防止システム搭載の安全性の高い車に乗り換えようというのに、わざわざ黒い車を選んで、安全性をマイナスしてしまうのはいかがなものか、という話もしました。
ようやく少し冷静さを取り戻したようで、ちょっと安心。
と思ったら、「今度は白のエコカーでいいのを見つけたから、今度の土曜に一緒に見に行ってほしい!」と電話が入り。
ああ、また興奮状態が戻ってきた。。と少しげんなりしたわたくしです。
しかし、これは両親が今後安全に車に乗るために必要なことだと思い直して、引き受けました。
田舎は公共交通機関が発達していないので、自家用車はマストなのです。
高齢になると、車の運転が何かと心配ですが、ならば高性能な安全装置付きの車に乗ってもらおう!
というわけで、週末は酷暑の中を車を見に出かける予定です。。
男性って、車のことになると目の色が変わる人、多いですよね。。
欲しい!乗りたい!欲しい!乗りたい!と脳内が大騒ぎになってしまうというか。
そう考えると、滑稽で可愛らしくも映ります。(ちょっとため息。)