アフタヌーンティー | 好きなものに囲まれるくらし

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「大好き!」は元気のもと。大好き!」を選択し続けていたら、
色んなことが変わり始めました。その変化の過程をつづります。
やっぱり「好き」の力はすごい。

志摩観光ホテルでアフタヌーンティーを頂いてきました。

ホテルの中に、リアンというCafe & ワインバーがあり、そちらで頂けます。

土日祝日は予約で席が埋まってしまうことも多いというので、公式ホームページから予約を入れておきました。

 

 

賢島の駅から近いし、送迎車も出ているのでアクセスは簡単です。

私はレンタカーを借りていたので車で移動。

こういうホテルにありがちな、「駐車場が遠い問題」もなく、正面玄関のすぐそばに駐車場があって助かりました。

 

リアンは「志摩観光ホテル クラシック」の2階にあり、ちょっと分かりずらい場所にあるので、ホテルのスタッフに聞いてしまった方が早いです。

初めてだと多分、迷うと思います。

 

予約時間は14:30で、ほぼ時間通りに入れました。

テラスを望む、開放的な眺めの席。

予約しておけば、素敵な席を用意しておいてもらえます。

 

素敵な木箱に入ってスイーツが登場。

取手は伊勢神宮の宇治橋の鳥居から昇る太陽を表しているそうです。

西洋文化であるアフタヌーンティーに日本的な要素を加えた意匠になっています。

モダンで温かみもあり、オリジナリティもしっかり感じられる素敵なデザインです。



甘いものばかりだと続かないので、間に塩気のあるものを挟みます。

セイボリーと呼ばれる小さなオードブル的なものが手前のお皿にまとめて置かれてる。

とても美しい盛り付けで、しばし見入ってしまいました。

視覚でも楽しませてくれる。

さすがの志摩観光ホテルです。



セイボリーをいっぺんに食べてしまうとスイーツの味わいが単調に感じられてしまうから、程よく交互にセイボリーをつまみつつ、計画的にいただくと良いようです。

 

この日の構成はこんな感じ。(4/16~5/31)
【セイボリー】
 キャビアと新玉葱のムース
 伊勢海老と伊勢まだい カネロニ仕立て
 松阪牛と松阪赤菜のホットサンド
 熊野地鶏のパートブリック包み焼き
 鮑とあおさのタルト
【スウィーツ】
 伊勢茶風味のわらび餅
 伊勢茶ロールケーキ
 伊勢茶のテリーヌショコラ
 タルトフレーズ
 フレジエ
 ムースフランボワーズ
 マカロンフレーズ
 フィナンシェ伊勢茶
 パンナコッタフレーズ
 イチゴのパートドフリュイ
 スコーン伊勢茶

 

最初は和を感じるスイーツからスタート。

伊勢茶を使ったショコラやわらび餅のあっさりとした甘味で舌を慣らす感じ。

間にはイチゴの小さなタルトやムースを挟んでリフレッシュ。

後半にかけて少し重めで濃厚なスイーツになっていきます。

ボリュームのあるスコーンやマカロン、フィナンシェは最後に。

スコーンにはちゃんとクロテッドクリームが付いてました。

添えてあるいちごのジャムは、フレッシュなイチゴ感が残った爽やかなもの。

こういうところも日本的。

 

甘さ→塩気→甘さ→塩気 と進んでいくと、どれぞれのおいしさが際立って、楽しく頂けます。

セイボリーも、1点1点の完成度が高くてすごく美味しいんです!

ムースや小さなホットサンドなど、食感や風味の異なるものを取り混ぜているのも熟慮の末なのだろうな、と思いました。

 

一つ一つのポーションが小さいので、ぱっと見は軽そうに見えます。

しかし、最後の方はかなりお腹いっぱいでした。

紅茶がポットサービスですし、やはりおかわりしたくなるので、水分も結構入るんですね。

なので、満腹感がすごいです。

 

お昼を抜いてきて正解でした。

しっかり食べたあとだったら入らなかったでしょう。

 

志摩観光ホテルは皆様ご存知の通り、「伊勢志摩サミット」の会場になったホテルです。

メインダイニングの「ラ メール」はあまりにも有名ですが、ちょっと敷居が高い。

 

ですが、リアンの方は比較的入りやすいです。

かしこまった感じもなく、明るく軽快な雰囲気。

志摩でちょっと美味しいものが食べたいな、っていう時に選択肢に入ると思います。

リアンはアフタヌーンティーだけでなく、ランチメニューもいくつかあり、評判が良いようです。

こちらも公式ホームページから予約ができます。

ホテル滞在客の予約が多いと、ビジターの予約は早めに締め切ってしまうようなので、食べそびれないためにも予約しておいてから訪問した方が良さそうです。

 

足を踏み入れて貰えばわかりますが、とにかく素敵な雰囲気のホテルです。

日本の迎賓館にふさわしい場所だと思いました。