特急しまかぜ乗ってきた | 好きなものに囲まれるくらし

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「大好き!」は元気のもと。大好き!」を選択し続けていたら、
色んなことが変わり始めました。その変化の過程をつづります。
やっぱり「好き」の力はすごい。

近鉄名古屋発の特急しまかぜに乗ってきました。

10時25分発なので、関東民にはちと辛い。

相当早起きしないと間に合いません。

 

最初は頑張って早起きするつもり満々だったけど、日が近づくにつれて気が重くなってきた。

なので、名古屋駅前で前泊することに決定。

このスケジュール変更の後にものすごーく気が軽くなったので、早起きがよっぽど嫌だったんだな。

 

まあ、そんなわけでゆとりの朝を迎え、ゆったり名古屋駅へ向かいます。

近鉄って、特急列車をたくさん持っているんですね。

しまかぜを待つ間も、「伊勢志摩ライナー」とか「ビスタカー」、「ひのとり」なんかが次々と出発していきました。

ホームでぼーっと眺めるだけでも楽しかったです。

 

さて、いよいよ、しまかぜの入線です。

かっこいいなあー。

 

 

 

ドアが開くとすぐに中に入り、座席に荷物を置いたらすぐにカフェテリアへ移動。

食事をするつもりがあるなら、すぐにカフェテリアへ行ったほうが良いという記事を読んだので、そのように。

まだ列車が動く前から移動してしまったのだけど、これが大正解。

すでに先客が1名居て、私は2番目でした。

しかしその後に続々とお客が増えていき、最終的には行列になりました。

 

カフェテリアの営業は列車が動いてから10分後に開始なので、そのまま待ちます。

ようやく営業開始になり、希望していた2階席へ通されました。

まだガラガラですが、この後すぐに満席になります。

 

 

注文するものは既に決まっていたので、すぐにオーダーをします。

オーダーしたのは松坂牛重とケーキセット。

価格はやはり観光地価格ですが、まあこれはしょうがないですね。

列車の中で食事するという非日常の時間を買うための特別コストです。

 

松坂牛重が先に来て、食べ終わったらコールボタンで知らせて欲しいと言われました。

ちゃんとデザートは後にしてくれるんですね。

牛重は思ったよりもサイズが小さくて程よい量。

女性でも無理なく食べられる量なので、この後のデザートも余裕で食べられます。

 

 

 

お肉はそんなにたくさん乗っておりませんが、お味はとても良かったです。

松坂牛カレーよりも牛重の方が人気があるのもうなづけます。

 

食後はデザートの登場です。

上等な生クリームに控えめな甘さがついていて、とても上品なケーキでした。

 

 

名のあるお店のものらしいですが、関東では聞いたことがありません。

 

 

 

しかし、たいそう美味しかったので、ちゃんとしたお店のものなのだろうなと思えました。

コーヒーは香りが華やかで少し酸味があるタイプ。

上品なケーキの甘さに合わせて、繊細な感じのブレンドになっていました。

 

デザートもコーヒーも美味しくて大変満足しました。

このためにホテルの朝食を付けなかったのですから、その甲斐があったというものです。

 

デザートを食べ終えて席に戻ったら、降車予定の伊勢市まで30分ほどしか残っていませんでした。

ほとんどの時間をカフェテリアで過ごした形になるので、やはり早く行って正解。

出足が遅れると、席があくまで待たなければならないので、もたもたしていると降車駅に到着してしまいかねません。

 

座席シートに着いた時間は短かったですが、確かに快適なシートでした。

 

 

フットレストが電動で上下するのはサフイール踊り子号と一緒です。

 

しまかぜも人気の特急で、土日祝日は予約が取りにくいようですが、どうしても乗りたい場合は伊勢市から賢島の間で予約するといいと思います。

多くの乗客が伊勢市で降りてしまうので、賢島まではかなり空席が出るからです。

乗車時間は40分ほどですが、乗れる確率が高い。

人気の展望車両も空きが出ます。

時間は短いですが、カフェテリアも利用できると思います。

 

 

賢島あたりになると、海の眺めも楽しめるので、景色が魅力です。

私はそれが見たくて復路も賢島発のしまかぜを予約したくらい。

 

こういう列車の旅は、日常とは全く違う景色が見れるのが刺激的です。

脳内に広がる景色が変わりますし、脳に非日常の刺激が入って活性化するのを感じます。