夏は特に清潔感に気を使うもの。
見た目の清潔感も大事ですが、においにも気を使います。
香りで誤魔化すというよりは、「毛穴からきれい」な方がいい。
避けたいのは、酸化した皮脂のにおいがすること。
よくあるのが、保湿成分が色々入っていたり、ダメージ補修成分が入っている洗浄剤が皮脂と混ざってにおいを発するもの。
電車通勤になってから、特にこのにおいが気になるようになりました。
座席に座ると、隣の人との距離が近いせいだとは思いますが、きちんとした身なりのかたから酸化した皮脂のにおいを感じることがあります。
だいぶ昔に、私も頭皮のにおいのケアにかなり気を使っていた時期がありました。
シャンプーだけだと、なぜか頭皮がにおうのです。
仕方がないので、頭皮のクレンジングを別にやっておりました。
けれどこれは、シャンプーを変えたらあっけなく解消された。
原因は、当時使っていたダメージケア用のシャンプーでした。
洗浄力も弱かったですが、何より、ダメージ補修成分が色々と入っていて。
そもそも頭皮の皮脂が落ちきれていなかったし、そこへ更にダメージ補修成分が入り込んで蓄積していくという悪循環。
酸化した皮脂と古いダメージ補修成分が混ざり合って、においの元になっていたようなのです。
ちゃんと洗浄力のあるシャンプーに変え、あまり色々な補修成分が入っていないシャンプーとコンディショナーに変えたらにおわなくなりました。
頭皮クレンジングもわざわざやらなくてもOKに。
おまけに、よく悩まされていた頭皮の吹き出物もできなくなりました。
これも、おそらく頭皮の毛穴に色々と詰まっていたのが原因だと思われます。
同様に、体を洗うものも石鹸ベースのものに変えたら、体にも吹き出物ができなくなりました。
肌が変にベタつくこともなく、スッキリさっぱり洗えて、毛穴からキレイになったような感覚を覚えた。
定番は、牛乳石鹸の青箱です。
香りも控えめで余計なものが入っておらず、とてもさっぱりと洗えます。
女性には保湿成分入りの赤箱も人気みたいですが。私には合わなかったのでパス。
シャンプーとコンディショナーはこちらに落ち着いています。
大容量で買って、ボトルに詰め替えて使用してる。
当分変えるつもりはないくらいに気に入っております。
頭皮のベタつきやにおいが気になる方には小さいパッケージのもので試してみてほしい。
夏は皮脂を残さないのが、清潔感の重要なポイントだと思います。
皮脂が残らなければ、酸化してにおいのもとになることもありません。
そのためにも、洗浄剤の選び方も大事になってきます。
もちろん、湯船に浸かって、毛穴の中の汚れを溶かし出すことも必要。
炭酸系の入浴剤を入れると、更にさっぱり感が増します。
その場合の入浴剤には、保湿剤が入っていないものを選ぶのがポイント。
ただでさえ皮脂の分泌量が多い夏の間は、保湿剤の上乗せをしない方が良いように思います。
酸化した皮脂のにおいの上に香りの強いものを乗せると、これまた癖のあるにおいに変わります。
香りを纏うって、実は大変に難しい。
高温多湿な今の時期には、更に難易度が上がります。
一番失敗がないのは、皮脂残りをさせず、酸化した皮脂のにおいを出さない習慣をつけること。
そのためにも、洗浄剤を選ぶのは大事なことだと思います。