きょうの料理(NHK) 2018年1月18日(木)放送
栗原はるみの定番ごはん 「大根そば鍋・いかのレモン炒め」
3年目を迎えた「栗原はるみの定番ごはん 」。 家族みんなが大好きで、
どの家庭でも繰り返し作られている味。そんな定番料理をもっとおいしく
するコツを栗原さんが紹介します。
今月は「大根そば鍋」と「いかのレモン炒め」です。
栗原はるみ 「大根そば鍋」
さっぱりおいしいこの鍋は、冬になると栗原さんの食卓に何度も登場します。ヒラヒラの大根は火を通しすぎないようにし、せりの香りと一緒に
歯ざわりのよさを楽しんでください。
●大根そば鍋
材料(4人分)
・大根 20cm(約500g)
・せり(またはみつば) 2把(150g)
・豚薄切り肉(しゃぶしゃぶ用) 300~400g ※肩ロース肉やバラ肉など
煮汁
・だし カップ8
・しょうゆ・うす口しょうゆ・酒 各大さじ2
・塩 小さじ1
薬味
・柚子(くし形に切る) 適量
・七味唐辛子 適量
・柚子コショウ 適量
・粉山椒 適量
<作り方>
1 大根の下ごしらえ
大根20cmは長さを切らないで、ピーラーで皮をむく。縦に1.5cm間隔で、包丁で2cmほどの切り込みを、グルッと一周入れる。大根を回しながらピーラーで麺のように薄く、細長く削る。切り込みが浅くなってきたら、もう一度包丁で同様の切り込みを入れ、ピーラーで薄く削る。
※大根そばのポイントは長さ20cmの大根を使うこと。長さ20cmの大根に切り目を入れているので、回しながら薄く削るだけで麺状の大根ができる。
2 せりの下ごしらえ
せりは根元を切り落とし、5~6cm長さに切る。
3 煮汁に具材を入れる
鍋にだし(カップ8)を入れ、しょうゆ・うす口しょうゆ・酒(各大さじ2)、塩(小さじ1)を加える。火にかけてよく混ぜ、煮立ったら1で削った大根適量を入れる。
※大根そば鍋の具材は火を通し過ぎないほうがおいしいので、そのつど食べる分だけ煮汁に入れて作る。
4 大根の上に、豚肉適量を1枚ずつ丁寧に広げながら加える。
5 豚肉の色が変わったらところで、気になるようならアクを取り除き、
せり適量を加えてサッと火を通したら完成です。3~5を繰り返し、その
つど食べる分だけ煮汁に入れて作ります。
6 薬味を添える
器に取り分け、お好みで・柚子(くし形に切る)適量、七味唐辛子や柚子
コショウ、粉山椒(各適量)を添えてお召し上がりください。
※栗原さんのおすすめの薬味は粉山椒です。ピリッと味が引き締まり、大根と豚肉のおいしさが一層引き立ちます。
栗原はるみ 「いかのレモン炒め」
新鮮ないかを高温でサッと炒め、最後にレモンをギュッと絞れば、あっと
いう間にでき上がり。お皿に残ったソースもおいしいので、ちぎったパンにつけてどうぞ。
●いかのレモン炒め
材料(2人分)
・いか 3~6ぱい(正味300g) ※あればやりいかなど小さめのいか
・レモン(国産) 1/2個
・にんにく 1片
・オリーブオイル 大さじ3
・塩 小さじ1/2
・黒コショウ(粗びき) 少々
・好みのパン(バゲットなど) 適量
<作り方>
1 いかの下ごしらえ
いかは軟骨を取り、ワタごと足を引き抜く。水でよく洗ったら、紙タオルで水気を拭きながら胴の皮をむいて、2cm幅の輪切りにする。足からワタ、目、口を切り離し、足の先端を少し切って半分に切る(いかが大きい場合は足を2本ずつに切り離す)。
2 その他の下ごしらえ
レモンは半分に切る。にんにくはたたいてつぶす。
3 炒める
フライパンにオリーブオイル大さじ2とにんにくを入れる。火にかけ、こんがり色づくまで炒めてよく香りを出す。
4 いかを加えて強火で手早く炒める。いかが半透明になったら、塩
(小さじ1/2)、黒コショウ(粗びき)少々をふり、レモン2切れを同時に絞る。絞ったレモンも皮ごと加えて、サッと炒める。
※いかが堅くなるので、いかの状態をよく見て炒めすぎないようにする。
レモンを皮ごと加えることで、風味もさらにアップする。
5 仕上げる
火を止めて、仕上げにオリーブオイル大さじ1を回しかけて混ぜる。器に
盛り、お好みでパンを添えたら完成です。
※オリーブオイルを回しかけたあと、レモン汁となじませるように混ぜると、おいしいソースになります。
1位
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