あさイチ(NHK) 2015年1月23日(金)放送
女性に人気! ジャーサラダの作り方
いま「ジャーサラダ」にはまる主婦が増えているそうです。広口のビンに
野菜とドレッシングを入れて保存しておくことから「ジャーサラダ」と呼ばれ、食べる前にシェイクすることで、気分が高まるだけでなく、ドレッシングが野菜全体に行き渡り、濃厚な味わいになるんだそうです。
「ジャーサラダ」の大きな魅力は5日間ほど保存することができるため、
作り置きが可能なことです。さらに材料を一度切ったらいくつかのビンに
詰めて保存できるので、野菜をムダなく使えるんです。
そこで「ジャーサラダ」の作り方のポイントを、料理研究家の堤人美さんに教えてもらいました。
堤人美 「ジャーサラダの基本的な作り方」
ジャーサラダを作る時のポイントはビンに材料を入れる順番です。
ガラスビンは、熱湯または(電子レンジなどで)加熱消毒して、よく乾燥
させてから使用します。
① ドレッシングを広口のガラスビンの一番底に入れる。
② 堅い野菜から入れていく。※ドレッシングにつかることで、味がほど
よく染み込みやすくなる。例ニンジンなど
③ 水分の多い野菜を入れていく。※下に入れてしまうと他の野菜の重さで、細胞が壊れて腐りやすくなるため、なるべく上に入れる。例タマネギ、キュウリ、プチトマトなど
④ 最後に葉物野菜を入れる。
※②~④とも、なるべくビンに空気が残らないように、野菜を敷き詰め、しっかりとフタをしめるのもポイントです。
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堤人美 「ヤムウンセン風 ジャーサラダ」
堤さんイチオシのアジア風の春雨を使ったジャーサラダです。お弁当として持ち運びにピッタリで、ボリューム満点のヘルシージャーサラダです。
●ヤムウンセン風 ジャーサラダ
材料(480mlジャー容器×2個分)
・春雨 40g
・ボイルえび 8尾
・豚ひき肉 100g
・にんにく(みじん切り) 1/2片分
・赤唐辛子(小口切り) 1本分
・セロリ 1/2本(100g)
・きゅうり 1/2本
・紫たまねぎ 1/4個
・オリーブオイル 小さじ1
・ナンプラー・酒 各小さじ1
・しょうゆ 小さじ1/3
・塩・コショウ 各適量
チリソース
・酢 大さじ3と1/2
・赤唐辛子(小口切り) 1本分
・にんにく(みじん切り) 1/2片分
・ナンプラー 大さじ2
・砂糖 小さじ1/2
<作り方>
1 春雨をハサミで切りながら熱湯に入れ、2分ほどゆでる。ゆであがったらザルに上げて、水気を切り、バットに取り出す。オリーブオイル(小さじ1)をまぶし、粗熱を取っておく。
2 フライパンにオリーブオイル(適量)を熱し、にんにくのみじん切り、赤唐辛子の小口切りを弱火で炒める。香りが出たら中火にして豚ひき肉を
加え、1分ほど炒める。
3 2のフライパンに、ナンプラー・酒(各小さじ1)、しょうゆ(小さじ1/3)、塩・コショウ(各適量)を加えて、さらに2分ほど炒め合わせる。バットに取り出し、粗熱を取っておく。
4 セロリは薄切りにする。きゅうりは縦半分に切り、斜め薄切りにする。紫たまねぎは薄切りにし、水に5分さらして水気をよく絞る。
5 酢(大さじ3と1/2)、赤唐辛子の小口切り(1本分)、にんにくのみじん切り(1/2片分)、ナンプラー(大さじ2)、砂糖(小さじ1/2)を混ぜ
合わせ、チリソースを作る。
6 広口のガラスビンに、5のチリソースを入れ、ボイルえびを加える。
セロリ→きゅうり→ゆでた春雨→紫たまねぎ→炒めた豚ひき肉→パクチーの順に重ねて詰めたら完成です。
※このジャーサラダはエビや豚肉を入れているため、保存期間は冷蔵庫で
3日間です。
<保存するときの注意点>
・ガラスビンは、熱湯または(電子レンジなどで)加熱消毒して、よく乾燥させてから使用する。
・空気が入らないようにフタでしっかりと密閉する。
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