あさイチ(NHK) 2012年11月8日(木)放送
スープジャーでランチが変わる? スープランチで時短調理
スープジャーが最近女性の間で人気が高まっています。ロングタイプもありますが、口が広くて背の低いものがスープなどを持ち運ぶのに便利だということで、注目されています。
番組ではスープジャーを愛用している主婦を訪ねて、その人気のヒミツを探りました。スープジャーを使うのは主に子供達の弁当で、前日に作った豚汁やうどんなど温かい料理を入れていました。
スープジャーを使うようになって朝の調理時間が大幅に減ったといいます。「お弁当を朝早く起きていろいろおかずを作るのは大変だったのですが、具だくさんのスープを1つ作っておにぎりを持たせればそれでカタチになるので助かります」とのことでした。
学校から帰った子供のおやつにも活用していて、子供の大好きな具だくさんうどんを入れて置いておけば、留守をしている時でも温かい軽食を食べさせることができ、温め直すなど火も使わなくて安心だそうです。
主婦の間ではさらにもう一歩進んだ使いこなしが広がり始めています。
できた料理をジャーに入れるのではなくて、スープジャーの保温機能を生かして、調理をするそうです。包丁やまな板を使わず、短い時間で下準備をすることができるので、手軽にスープジャー弁当を作ることができます。
そこで本や雑誌で暮らしのアイデアを提供している ももせいづみさんに スープジャーの調理法を教わりました。
野菜たっぷりポトフ
材料(1人分) 0.38Lのスープジャーを使った場合
・キャベツ・・・小1枚
・じゃがいも・・・1/4個
・にんじん、パプリカ、かぼちゃ、などお好みの野菜・・・適量
・ソーセージ・・・2本
・鶏がらスープの素(コンソメスープの素でもOK)・・・大さじ1
・塩、コショウ・・・少々
<作り方>
1 キャベツは手で細かくちぎって、スープジャーに入れる。
2 そのほかの野菜は熱が通りやすいように、スライサーで薄く切ってスープジャーに入れる。
3 ソーセージは縦半分に切って、スープジャーに入れる。
4 熱湯を注ぎ、具材と容器を1分間温めたら、お湯を捨てる。※こうすることで保温効果が高まり、野菜にしっかりと火を通すことができます。
5 鶏がらスープの素を加えて、熱湯を容器の8~9分目まで注ぎ、お好みで塩、コショウで味をととのえる。
6 フタをしてそのまま置いておけばスープジャーが勝手に調理をしてくれます。1時間後から食べられ、3~4時間後までおいしくいただけます。
生米からつくる雑炊
材料(1人分) 0.38Lのスープジャーを使った場合
・米・・・大さじ2
・フリーズドライの固形の卵スープの素(お吸い物などお好みのスープの素でもOK)・・・1杯分
<作り方>
1 米をといでスープジャーに入れる。
2 熱湯を注ぎ、米と容器を1分間温めたら、お湯を捨てる。
3 固形スープの素を加え、熱湯を容器の8~9分目まで注ぐ。
4 フタをして約5分後、米が固まらないよう、スープジャーを2~3回上下を逆さまにして振る。
5 フタをしてそのまま置いておけばスープジャーが勝手に調理をしてくれます。1時間後から食べられ、3~4時間後までおいしくいただけます。
<スープジャーを使った調理の注意点>
生肉や魚介などの傷みやすい食べ物は、絶対に使わないでください。
ネギ類は独特のネギのニオイが強く出てしまうことがあります。またホウレン草などのアクの強い野菜もスープに苦みが出たり、変色につながるので スープジャーを使った調理には向いていません。
6時間以内に食べる、など製品の取扱説明書に注意点が書かれているので その説明にしたがって使ってください。
口が狭いロングボトル型の保温容器で調理すると具材が底に固まり、火が通りにくく生煮えの恐れがあるので、背が低く口の広いスープジャーを使うのがオススメです。
1位
|
|
2位
|
|
3位
|
|
4位
|
|