ALL JAPAN POP 20 1973年7月第3週 | 鳥肌音楽 Chicken Skin Music

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完全に忘れていましたAJP20。一週遅れとなりますが1973年7月代2週のTOP20です。1位はミッシェル・ポルナレフの「火の玉ロック」。ジャケットの画像を見ていただくと分るのですが来日記念盤となっています。この年6月にポルナレフは2度目の来日を果たしています。東名阪以外も福岡、広島、京都、静岡と全国で13回も公演を行ったようでその人気の高さが分ります。「火の玉ロック」はもちろんジェリー・リー・ルイスのR&Rクラシックのカバーですが、前年に初来日した時のアンコール・ナンバーとして歌われていた曲です。その東京公演を記録したアルバム『ポルナレフ・ア・トキョー』に収録されていたものを来日記念としてカットしたもののようで勿論日本だけのリリース。

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そのせいもあってかYOUTUBEで探しても音源見つかりませんでした。もう35年以上聴いていないのでどなたかシングルお持ちでしたらアップしていただけませんか。いつも思うのですが国内盤のベストを出す場合は本国で発売されたものをそのまま出すのではなくて、こういう日本だけのシングルなんかも入れるように努力して欲しいですよね、中には許可が下りない場合もあるでしょうけどあまりにも安易なリリースが多すぎる気がします。ジャケなんかにしても向こうのものをそのまま使うのではなく当時の国内盤の絵柄を使ったりすれば、リアル・タイムのファンの購買欲をよりくすぐると思うのですが・・・

鳥肌音楽 Chicken Skin Music-mp
1位(3位) ミッシェル・ポルナレフ/火の玉ロック
2位(2位) ドーン/幸せの黄色いリボン
3位(1位) ポール・マッカートニとウィングス/マイ・ラヴ
4位(5位) ダニー・オズモンド/恋する年ごろ
5位(6位) ダリダ&アラン・ドロン/甘い囁き
6位(10位) ポール・サイモン/僕のコダクローム
7位(4位) ギルバート・オサリヴァン/ゲット・ダウン
8位(8位) スレイド/カモン!!
9位(18位)  カーペンターズ/イエスタデイ・ワンス・モア
10位(15位) デビッド・ボウイ/夜をぶっとばせ
11位(7位) カーペンターズ/シング
12位(13位) ラズベリーズ/レッツ・プリテンド
13位(16位) ジョージ・ハリスン/ギヴ・ミーラヴ
14位(11位) ロギンス&メッシーナ/愛する人
15位(12位) スティビー・ワンダー/迷信
16位(14位) ブレッド/オーブレー
17位(--) T-レックス/ザ・グルーバー
18位(9位) T-レックス/20センチュリー・ボーイ
19位(20位) スリー・ドッグ・ナイト/シャンバラ
20位(18位) トム・ジョーンズ/いとしのルシール

この週の初ランク・インは一曲のみでした。
17位(--) T-レックス/ザ・グルーバー


何故かは分りませんがT-REXって最近ほとんど聴かなくなってしまいました。大学生の頃までは結構聴いたんですけどね。同じく大学の頃聴いてたものでいえばドアーズとかヴェルヴェッツなんかもほとんど聴かなくなりました。学生の頃はこういった人たちがロックだなんて思ったりしてたんですけどね。そういやストーンズも頻度落ちてるな。

Mark Feld(マーク・フェルド)が何故Marc Bolanになったかは諸説あるようです。そのひとつは65年にデッカと契約した際にシングルのサンプルにMarc Bowlandという芸名が勝手に印刷されており怒り心頭だったマークですがBowlandからwとdの文字を取るとBob Dylanの名前が隠し文字のように入った名前になることからMarc Bolanで妥協したというのですが、はたしてどうなのでしょうか?