西日本ジェイアールバス 園福線廃止~45【補遺】(終) | 菅沼天虎の紙屑談義

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交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

西日本ジェイアールバス「園福線」廃止の45回目です。

 

【補遺】の2回目は、4月30日のエントリ「西日本ジェイアールバス 園福線廃止~29」の補遺です。

 

先のエントリで、「この券とは別に「檜山支所」の乗務員が発行する(檜)の記号が表記された券も存在していたものと思われます。」と申しましたが、その(檜)の記号が表記された券となります。

 

 

先のエントリでご紹介いたしました券よりも、さらに古い時期に発行されたものと推察される券で、(檜)の記号であっても「福知山自動車営業所」の「檜山支所」となる以前の、「檜山自動車営業所乗務員発行」となっています。

 

所載された駅名は先のエントリでご紹介いたしました券とほぼ同じですが、赤色でチェックいたしました「大原神社前」が丹波新橋からの支線として開業しましたのが昭和31年4月25日、「丹波大原」に改称されるのが昭和38年2月15日となりますので、この間に発行された券と推察され、右上に「高原役場前」の記載がありますが、「高原村」が「須知町」と合併して「丹波町」となるのが昭和30年4月1日ですので、この券は昭和30年代前半に発行された券なのかも知れません。

 

券の上部に、6つの駅名がゴム印で追加されておりますが、一番右側は4月14日のエントリ「西日本ジェイアールバス 園福線廃止~13」でご紹介いたしました、昭和40年5月に「丹波池田」に改称されました「鹿子の木」で、「鹿子の木」は「園福線」開業当時からのバス停では無く、後に追加で開業したバス停だったんですね。

 

 

4月2日から開始いたしました「園福線」関連の一連のエントリですが、「名金線」ほどは行かないだろう・・・と最初は思っていたのですが、気づいてみたら「名金線」関連の48回に迫る45回となっており、また1ヶ月を越える長期エントリとなってしまいました事をお詫びいたします。長らくお付き合い下さいましてありがとうございました。