(秩父鉄道) 寄居から 1570円 JR東日本線連絡地図式乗車券 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

平成4年12月に秩父鉄道秩父本線の寄居駅で発行されました、「寄居から 1570円」の地図式乗車券です。

 

 

JPR/てつどう橙地紋券となります。

 

熊谷接続のJR東日本線連絡乗車券で、熊谷からのJR東日本線の運賃は「[東]1090」と発区分記号を用いて略記されており、大宮からの川越線の最遠の着駅は「高麗川」となりますが、寄居から高麗川まではJR八高線だけで行く事ができ、当時の八高線経由の運賃は640円でしたから、八高線経由よりも2倍以上高い運賃を支払って、この乗車券で熊谷、大宮と遠回りして高麗川へ向かった旅客は、ほぼ皆無であったものと考えられます。