[四] みの→四国会社線 160円区間 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昨日のエントリでご紹介いたしました予讃線高瀬大坊駅は、駅開業時の「下高瀬村」の合併後の自治体である「三野町」の要望により、平成6年12月3日に「みの駅」に駅名改称されています。

 

駅名改称後の簡易委託発売の乗車券です。

 

 

改称後の駅名は自治体の漢字表記の「三野」では無く、ひらがな表記の「みの」とされ、これは讃岐山脈を挟んだ徳島県に同名の「三野町」が存在していたため、ひらがなの駅名とされたとの事ですが、徳島県三野町には鉄道が通っておらず(最寄駅は徳島線江口駅)、全国的に見ても「三野」と表記する鉄道駅はありませんので、個人的には「三野」の漢字表記でも問題は無かったように思われます。

 

2006年1月1日に「みの駅」の所在地の香川県三野町は合併により「三豊市」となり、駅名のひらがな表記の理由とされた徳島県三野町も同年3月1日に合併により「三好市」となったため、「三野町」と表記する自治体は無くなりましたが、駅名はひらがな表記の「みの駅」のまま残っています。