道後山駅発行 急行券 道後山→200kmまで | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和46年1月に芸備線道後山駅で発行されました、「道後山→200kmまで」の普通急行券です。

 

 

広島印刷調製の券となります。

 

当時の道後山駅には、広島発津山ゆきの急行「やまのゆ号」と、新見発広島ゆきの急行「たいしゃく2号」の上下1本ずつの普通急行列車が停車しておりましたが、昭和50年3月10日の時刻改正で両列車とも隣の小奴可駅に停車するようになり、普通急行列車の道後山駅への停車は無くなっておりますが、道後山駅の裏側にはかつて「高尾原スキー場」がありましたので、スキーシーズンには普通急行列車の臨時停車が行われた可能性もありますが、昭和55年10月1日の時刻改正で急行「やまのゆ号」は廃止され、急行「たいしゃく号」の備後落合~新見間は普通列車に格下げとなったため、道後山駅を通る定期の普通急行列車の運行は無くなっています。