(神戸電気鉄道) 普通入場券 小野駅 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和48年5月に神戸電気鉄道(当時)粟生線の小野駅で発行されました、料金40円の普通入場券です。

 

 

無地紋の赤線引きの券となります。

 

神戸電気鉄道小野駅は国鉄線との連絡運輸取扱駅でしたので、昭和26年12月の開業時に既に存在しておりました中央本線の小野駅に配慮してか、当時は「電鉄小野駅」が正式な駅名でしたが、普通入場券は自駅のみでしか通用しないため、国鉄線に配慮する必要は無いと考えたのかどうか、「電鉄」の記載を省略して「小野駅」と印刷されています。

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

発行箇所も「電鉄」の記載を省略して「小野駅発行」となっています。

 

「神戸電気鉄道」は昭和63年4月1日に社名を現在の「神戸電鉄」に変更しましたが、同じ日に「電鉄小野駅」も駅名から「電鉄」を外して「小野駅」に改称されています。