昨日のエントリでご紹介いたしました特定特急券と同じ箇所で発売されておりました、「越後湯沢→ガーラ湯沢」の復路専用乗車券です。
JRE青地紋券で、縦方向の券の裁断が斜めになっています。
通常の復路専用乗車券は折り返しとなる駅で発売され、区間表記は「折り返し駅→分岐駅」となり、往路分の運賃も収受している旨の記載がありますが、この券は分岐駅である越後湯沢駅で発売され、区間表記は「越後湯沢→ガーラ湯沢」と「分岐駅→折り返し駅」となっており、往路分では無く「復路分の140円もいただいています。」と、通常の復路専用乗車券と表記方が逆になっています。
JR東日本の復路専用乗車券の常備軟券は、高崎駅の「高崎→新前橋」、長岡駅の「長岡→宮内」、長野駅の「長野→豊野」と「長野→篠ノ井」、松本駅の「松本→塩尻」など、幾つかの例がありますが、いずれもエドモンソンサイズの連綴券であり、JR東海の名古屋駅の「名古屋→(中)金山」のような短冊型で冊子式の復路専用乗車券は、JR東日本ではこの券だけであったと思われます。