(京王帝都電鉄) 車返から 柴崎ゆき 一般式乗車券 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和31年11月に京王帝都電鉄京王線車返駅で発行されました、「車返から 柴崎ゆき」の乗車券です。

 

 

PJR/てつどう赤地紋券となります。

 

拙ブログの2022年10月7日のエントリでご紹介いたしました、「(京王帝都電鉄) 分倍河原→上石原 矢印式乗車券」よりも3年半程後に発行された券ですが、こちらは矢印式では無く一般式の様式となっています。

 

「車返駅」は先のエントリでご紹介いたしました「上石原駅」と同じく、昭和34年6月1日に現在の「武蔵野台駅」に改称されておりますが、「武蔵野台駅」の所在する東京都府中市白糸台の「白糸台」への町名変更は駅名改称の5年後の昭和39年だそうで、駅名改称があと5年程遅ければ「武蔵野台駅」では無く「白糸台駅」となっていたかも知れませんが、後の平成13年3月28日に近接する西武鉄道多摩川線の「北多磨駅」が「白糸台駅」に駅名改称されています。