大井川鐵道の車内や一部の駅で発行される、マーキング式の「大井川鐵道乗車券」ですが、令和2年11月12日の「門出駅」の新規開業、「五和駅」から「合格駅」への駅名改称に対応した新版券が登場しています。
おおいがわてつどう青地紋券となります。
№[4]の「五和」が「合格」に変わり、№[5]の「神尾」との間に№[34]として「門出」が追加されましたが、№[10]の「川根温泉笹間渡」が何故か旧駅名の「笹間渡」に戻ってしまっています。
こちらは旧版券です。
旧版券では、№[10]は「川根温泉笹間渡」となっておりますので、新版券で「笹間渡」に戻ってしまったのは、何らの手違いによるエラーなのでしょうか?
新版券では№[34]の「門出」の追加により、左側の大井川本線の駅名欄が1マス増えた事になりますが、駅名の文字が天地方向に微妙に小さくなっており、1マス分のスペースは文字と行間を全体的に狭める事で生み出したようで、券の大きさも旧版券と変わりありませんが、右側の井川線の下の「備考」と「記事」欄は、旧版券では大井川本線の田野口~千頭間の5マス分の大きさであったものが、新版券では下泉~千頭間の6マス分の大きさとなって1マス分増えており、旧版券よりも上下方向に広くなっています。