◯簡 美深駅発行 [北]特急券 美深→札幌 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

2019年10月に、宗谷本線美深駅の乗車券類簡易委託発売所で発行されました、「美深→札幌」の特急券です。

 

 

JR北緑地紋券となります。

 

2019年10月1日の消費税率引き上げにより運賃料金改訂での新料金券で、発行日付は「平成」の元号の記載の無い西暦対応券となります。

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

表面の列車名記入欄に[裏面]のゴム印、裏面には「指定席1(先乗り列車)」と「指定席2(後乗り列車)」の2つの記入欄が設けられたゴム印が押印されていて、「美深→旭川」の「サロベツ4号」と、「旭川→札幌」の「ライラック36号」の2列車分の座席が記入されています。

 

平成29年3月4日のダイヤ改正で、特急 「スーパー宗谷」1往復と特急「サロベツ」の札幌~旭川間が部分廃止となって、旭川~稚内間の特急「サロベツ」となり、札幌方面へは旭川駅で特急「ライラック」と同一ホームで接続するようになりましたが、この場合は特急料金は通し料金が適用され、1枚の特急券で2列車の指定席を記入する必要が生じるようになったため、裏面にゴム印を押印して対応するようになりました。

 

 

 

 

 

2列車分の指定席記入欄の設けられた常備軟券と申しますと、旅行会社発行のクーポン様式の新幹線指定席特急券が思い出されますが、下に図示しましたような様式の「美深→札幌」の常備軟券の特急券が出ませんかねぇ・・・