東武鉄道(野田線)通過連絡運輸~2 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

東武鉄道(野田線)通過連絡運輸の2回目です。


今回は「有効2日」となる長距離券をご紹介いたします。





「北柏から千倉ゆき」で、武蔵野線西船橋開業後も、このような区間の常備券が設備されておりました。




「赤塚から船橋・本八幡・津田沼ゆき」で、本来表示されるべき小児運賃が表示漏れの券です。

経由は「柏経由」のみの表示となりますが、着駅が「船橋」を基準に上下方向となりますので、明らかに東武野田線を経由する券と判ります。船橋駅の東武野田線と総武線の改札は分離しておりますので、着駅の「船橋」は東武側の船橋駅を指す事になり、規程上から見ましてもこの券を東武線の「船橋」の改札で渡して下車した場合には通過連絡とはならない事になりますが、社線の着駅と同一運賃でありながら、その先の国鉄線も着駅に含まれてしまうのは、前後の国鉄線のキロ程を通算する通過連絡ならではの事象です。