みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事 -2ページ目

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

勉強ってどんどん世界を広げてくれると思うんですよね。ものすごく有益なのに、なかなか人は勉強することができません。それはなんでだろう、そんなことを考えていました。

 

 

息子の話になるんですが、まだ3歳でして、彼からしたら全ては発見であり勉強なんですよね。卵を割るのも勉強、お米を研ぐのも勉強、クレヨンで塗るのも勉強、ドーナツ屋さんで1ドル札をお店の人に渡すのも勉強。生きていることが勉強です。

 

そんな子供時代を過ごしていても人は大人になると、勉強することが日常にはなくなってきます。日々は同じことの繰り返し。昨日と今日、何が違うのか。何も違わないことが多くなってきます。人付き合いだってそんなに変わることもなくなってきます。学生のように3年ごとにコミュニティが変わるわけでも有りません。

 

そういう中で日々新しい発見をするというのは、なかなかできることではありません。それこそ勉強をしていかないと、どんどん日常に埋れていきます。自らを勉強できる空間、つまり非日常に置くことが大切になってきますね。読書する習慣であったりとか、新しい人に会うようにするとか、新しいことにチャレンジする、など。

 

勉強は世界を広げてくれます。だから私はどんどん勉強して、もっともっと世界を広げて生きたいと思っていますし、発見のある日々を過ごしたいと思っています。また子供達にも世界を広げていってほしいと思っています。でも勉強するのは大変です。私のように塾を職業としていても大変です。勉強は非日常です。飲んで食って、寝て笑って、それは日常です。勉強は意思を持って自らを鼓舞する必要があるんですよね。

 

 

勉強は非日常。学校に行っている子供達はわかりませんが、大人になると痛感しますね。この非日常をどれだけ日々に取り入れていくか、それが大人の課題になりますね。

 

日々勉強する大人で有りたいな、と思います。


先日、当校にて古本市が開催されました。それまではガレージセールをやっていたのですが、古本市の形になってからは今回で2回目。子供達が意気揚々と活躍していたのが印象的でした。

 

 

今回、子供達がボランティアしてくれて、更にその総括を高校生アシスタントのけん先生にやってもらいました。私は週1回だけ、けん先生とミーティングして、横槍を入れる程度。予算も決めて、利益分は新しい図書の購入と東日本大震災の寄付に充てられます。こういうお金にシビアな経験ができることも、素敵ですよね。

 

今回痛感したのは、子供達は環境さえ与えれば、どんどん成長していくんだな、ということ。けん先生にしても、ボランティアの子供達にしても、古本市という環境があれば、色々と試行錯誤しながら進めていくんですよね。

 

今回の古本市も、子供達に値付けを任せたのですが、これが皆結構強気な値段設定で。またセールストークがうまい子もいて。自分のブースだけで結構な売り上げをあげていた子もいました。

 

 

3歳の自分の子を育てていても思うのですが、彼も環境さえ与えればどんどん成長していくんですね。例えば、麦茶をコップに注ぐという行為。最初はどうしても麦茶をこぼしてしまうんです。でもそうやってこぼしながら学んでいくんですよね。それを最初から、片付けが面倒だから、という理由で手伝わせないと、彼も失敗から学べないのです。

 

子供達に古本市を任せることもそうでした。こちらがあれこれ言ってしまえばしまうほど、受け身になってしまうんですね。そうではなくて、あくまでもこちらが気づいたことを言ってあげる。それだけで、自分たちで改善して、どんどん成長していく。

 

こういう機会って本当に貴重だな、と思いますね。というわけで、自画自賛ですが、巣鴨アドバンススクールは子供達に勉強だけでなく、ボランティアする機会もたくさん用意してありますよ!という記事でした♪

{21D2ACF2-338D-4963-9164-9CE65671F55F}

今回も生徒たちには月例テストというのを受けてもらいました。今回は予想以上に低学年の子達も挑戦していました。

 

よく諸悪の根源とみられる偏差値ですが、私は偏差値は100メートル走の時間と同じようなものと捉えています。つまり100メートルを何秒で走ろうが、それは数値でしかない、ということ。速ければ、それはいいことでしょうし。遅ければ速くなるためにどうすればいいのか、考えれば良いということ。また全員が全員100メートル10秒切るほどの速さも必要ではありません。速い子もいれば遅い子もいる。でも自分が速いのか遅いのかは走ってみないとわからない、ということです。

 

それはテストも同じですね。受けてみないと分からないわけです。例えばこれで生徒が30点をとってきたとしましょう。そうしたら、お母さんたちの中で、もうこの子にはテストを受けさせない、となる方もいます。残念なことに。

 

それって100メートル走で遅かったから、もう走らせない、ということと一緒なんですよね。遅かったら遅かったで、どうしたら速く走れるか考えさせればいい。悔しい、という思いが次につながるんです。

 

最近のお母さんたちの傾向として、子供達を守りすぎる傾向があります。子供達には傷ついてもらいたくない。転ぶ前に走らないように伝える。傷つく前に挑戦を辞めさせる。特に女の子を持つお母さんに、この傾向がありますね。

 

ただ、世の中でてみたら、挑戦するものにしか評価は与えられません。オリンピック選手も挑戦するから注目されるのです。人生は挑戦の連続です。挑戦しないスポーツ選手なんて誰も注目しません。

 

挑戦の中で力を磨いて行くのです。傷つく前ではなく、傷ついた時こそ、お父さんお母さんが必要なのです。

 

それはどんな助けか。実際に手を差し伸べることではなく、言葉をかけることでもなく、信じること。子供がどんなに傷ついても回復し、どんなに転んでも立ち上がることを信じて見守ること。

 

信じてもらえる、それだけで人は勇気をもらいます。お母さんお父さんの支えと共に、子供達には果敢に挑戦してもらえたらと思っています。

 

その挑戦の一つにテストがあります。テストなんてそんなものです。

先日、ポートランド校にて保護者勉強会が開催されました。

 

この勉強会は現地校や英語の勉強方法についての勉強会で、毎年行っています。毎年、新しく駐在の方も渡米してこられますしね。

 

そもそもどうして勉強会をしているか、というと保護者同士の話で、情報が古かったりすんですよね。噂話というのは玉石混合で、貴重な話もあるかもしれませんが、本当にその人が欲しい情報ではなかったり、振り回されたりしてしまうわけです。そういうわけで、当校では色々な情報がアップデートされて行きますので、それをみなさんとシェアするのが目的となります。

 

 

今回の勉強会の後、とあるお母さんに「色々とリセットすることができました」と言われました。多忙な子育ての日々の中で客観的に何が子育てで大事なことなのかを再認識できた、と喜んでいただけました。

今回は4つのテーマについて話し合いました。

1,日本とアメリカの「優等生」の違い
2,現地校でできるボランティア
3,オレゴン州で発行されている学校別レポート:10とか9とかなんのこと?
4, 英語の勉強で子供にできることは?

保護者の声
・とても分かりやすい内容で今日からすぐに実行に移せることが多くよかったです。ありがとうございました。
・友人以外の方との意見交換ができてよかったと思います
・今まで気づかなかった点にこれから家庭でも取り入れて行きたいと思います。
・現地校の先生ともっと交流を持とうと思いました。
・渡米して早い段階でこのような勉強会に参加できて良かったです。
・それぞれの小学校の先生、ボランティアの話が興味深かったです。
・普段家内に任せていますが、子供の教育環境を父親が知ることは大事だと思いました。

というわけで、次回の勉強会は5月6日(日)テーマは「何から始める?帰国生のための高校受験」です。過去に蓄積したものはあるのですが、再度色々と資料集めに奔走します。帰国した方々にも実体験のシェアなどで協力してもらっています。

巣鴨アドバンススクールもポートランド校がスタートしてもう10年に。

 

10年前の2008年の3月に渡米して、4月仮スタート、5月本格的に開校。そこからあっという間に10年が経ってしまいました。私自身の感覚としては、10年前と何も変わっていないのですが、見た目は全くそんなことはなく。肉体的には色々とダメージが蓄積されています。笑

 

10年で何が変わったのか。。。。ポートランド校の教室も2から5教室に。バンクーバー校、シアトル校もあり。すがもキッズというプリスクールも今月開園を迎えます。本当に周りの方々に恵まれて来ました。ただ、私自身は何も変わってないです。やりたいことは当時も今も同じ。

 

当時から、とにかく生徒を大事にする塾を目指して来て、まだまだ現状は理想とは遠いのも自覚しています。そういう意味では、理想を追い求めて行く行程というのは一生涯続くものなのかもしれません。

 

人間でいえば、10歳なんてまだまだですからね。これからの10年、また再度出発をするつもりで進んで行きたいと思っています。10年後は2028年ですね。その頃にはどんな世界になっているのでしょうか。本当に楽しみで仕方ありません。

 

とにかく健康と無事故だけは忘れずに、この10年を充実したものにして行きます!