古本市は宝の山?:子供達の経験値に | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。


先日、当校にて古本市が開催されました。それまではガレージセールをやっていたのですが、古本市の形になってからは今回で2回目。子供達が意気揚々と活躍していたのが印象的でした。

 

 

今回、子供達がボランティアしてくれて、更にその総括を高校生アシスタントのけん先生にやってもらいました。私は週1回だけ、けん先生とミーティングして、横槍を入れる程度。予算も決めて、利益分は新しい図書の購入と東日本大震災の寄付に充てられます。こういうお金にシビアな経験ができることも、素敵ですよね。

 

今回痛感したのは、子供達は環境さえ与えれば、どんどん成長していくんだな、ということ。けん先生にしても、ボランティアの子供達にしても、古本市という環境があれば、色々と試行錯誤しながら進めていくんですよね。

 

今回の古本市も、子供達に値付けを任せたのですが、これが皆結構強気な値段設定で。またセールストークがうまい子もいて。自分のブースだけで結構な売り上げをあげていた子もいました。

 

 

3歳の自分の子を育てていても思うのですが、彼も環境さえ与えればどんどん成長していくんですね。例えば、麦茶をコップに注ぐという行為。最初はどうしても麦茶をこぼしてしまうんです。でもそうやってこぼしながら学んでいくんですよね。それを最初から、片付けが面倒だから、という理由で手伝わせないと、彼も失敗から学べないのです。

 

子供達に古本市を任せることもそうでした。こちらがあれこれ言ってしまえばしまうほど、受け身になってしまうんですね。そうではなくて、あくまでもこちらが気づいたことを言ってあげる。それだけで、自分たちで改善して、どんどん成長していく。

 

こういう機会って本当に貴重だな、と思いますね。というわけで、自画自賛ですが、巣鴨アドバンススクールは子供達に勉強だけでなく、ボランティアする機会もたくさん用意してありますよ!という記事でした♪