銃乱射事件について思う:声をかけるということ | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

こんにちは。最近、コーヒー店などで生後数週間の赤ちゃんとかをみると、それだけで涙ぐんでしまう今日この頃です。年なんですかね。。。笑

 

こういう命が、何の心配もなく学校に通える世の中にしたいです。本当に。フロリダの学校での銃乱射事件とか。うーん、色々と考えさせられます。アメリカでの銃規制、私は本当に必要だと思います。バックグランドチェックもなしで機関銃を買えるなんて。ただ、銃規制だけでは何も解決にはならないのだろうな、というのも思うわけです。

 

日本では、銃でなくなることはなくても、自殺者年間3万人近く。単純に1日約100人とかが自殺しているわけですよね。それって本当にすごい国です。

 

そして、毎日のように人身事故があり、皆、それが当たり前になっている。むしろ、また人身事故か、迷惑かけて、とか思っている人も多いんですよね。

 

それが銃で殺されるか、自分で自分を殺すかの違いでして。

 

そんなことを言っていると、他者を巻き込むよりは自分だけで死んでくれたほうが良い、という議論になるのですが、どちらが良いか、という話ではなく、死ぬ、殺す、というところまで追い詰められる人たちの気持ち、彼らに一言でも声をかけられる人は周りにいなかったのか、そんな世の中なのか、と思うわけです。

 

どんなに辛くても、どんなに追い込まれていても、誰か一人でも寄り添ってくれる人がいれば、誰か一人でも話を聞いてくれる人がいれば、人殺しも自殺もなくなるんじゃないか、と。

 

巣鴨の生徒も中には元気ない子もいますね。大丈夫かな、と思う子も。そんな彼らには声かけます。もちろんそれで全てが解決するとは思っていませんが。「元気?」「お!来たな!」そうやって声をかけられるだけで、世の中どれだけの命が救われるのでしょうか。

 

こういう声かけをどんどんしていきたいな、と思っています。私もたくさんの周りの人に声をかけられた一人でした。特に留学時代のおばちゃんに声をかけられて本当に救われました。

 

感謝の思い:恩返しのための人生

 

人間、そんな強いもんじゃないです。人は人によって支えられているわけで。だから、どんどん周りに声をかけていきましょう。大人が模範となって、声を積極的にかけていきましょう。おせっかいで良いと思います。とにかく声をかけて、人が人を大事にする社会の構築、私は一人でもやっていきますよ。