高校の授業初日のこと | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

今日も晴れ!!!

本当に嬉しいですね!

晴れってどうしてこんなに嬉しいのでしょう。

といっても、カリフォルニアに居た頃は

また晴れかぁ、と落ち込んでいたことを思い出すと

人間って贅沢だな、って思います。



日本では多くの学校で入学式があったようですね。

私自身の高校の入学式のことを思い出しました。

正確には式よりも、その次の日だったかと思います。

初めての数学の授業でした。


見た目はひょろっとした

小柄な眼鏡をかけた男性の先生で

一見静かそうな数学の先生でした。


他のクラスでは、大抵先生の自己紹介が中心だったので

数学も授業はないのかな、と思っていました。

クラス全体がそう思っていたのでしょう。

なんとなくクラスは緩んでいました。


それを察してだったのか

授業が始まったというのに

教科書さえ出していない生徒に対して

「やる気ないなら、教室から出て行って良いですよ」

と一言。

その一言で、教室が引き締まったのを覚えています。


そして授業も最初から全速力。

初日だから、という言い訳なんか通じません。

どんどん授業が進んで行き

うわぁ、これが高校レベルか、と痛感したのを覚えています。



その後も、その数学のクラスだけは

まるで親分を目の前にした子分のように

皆、背中を丸くして話を聞いていました(笑)


今思い出すと

高校時代は本当におもしろい先生がたくさんいましたね。

また機会があれば、そんな先生たちの話を書きたいな、と思います。


それにしても入学式だなんて

なんだか羨ましい、なんて思ってしまう自分にびっくりです。

当人たちは、不安と期待でいっぱいでしょうし

神経もすり減らしていることでしょう。


ちなみに私はもう一度、高校か大学戻れるとしても

絶対に戻りたくはないですね(笑)

もう二度とあそこまで自分を追い込んでの勉強は

したくないですからね!


それでは皆さん、太陽を楽しみましょう!