不思議なもので
天気がよくなってくると
読書も進むようになるんですよね。
もしかしたら私だけなのかもしれませんが。
先日、何ヶ月も前に購入した
「その日のまえに」重松清 著
を読み終えました。
「その日」つまり大事な人の最期の日、を迎えるまで
余命宣告された本人や家族が
どのように日々を送るのかを描いています。
ここだけ聞くと、とっても暗い話のように聞こえますが
重松さんらしく、暗くもならず
むしろ、ちょっとハッピーな終わり方ですので
是非皆さんも手に取ってみてください。
こちらの本ですが
短編集という形で
最初のいくつかの話は別々に進みますが
最後の3話で、全ての話が一つになっていきます。
「命って何?」
という誰もが小さい頃に考えた問いであり
誰もが、大人になると避けたい問いが
色々な角度からせまってきます。
是非皆さんも手に取って読んでみてください。
その日のまえに (文春文庫)/文藝春秋

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その日のまえに [ 重松清 ]

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