「先生!野球大会やりましょう。」
先日、生徒からこんな提案がありました。
私はこういう提案が大好きです。
主体的に、これやってみたいんです!
という提案は、どれだけ実現不可能そうでも
よし、やってみよう!と対応するようにしています。
ただ、野球に関しては
道具だったり野球をやれない子もいるので
他のスポーツではどうかな、と伝えました。
すると、しばらくしてから
「先生、ドッジボール大会はどうでしょう?」
と来たので、
ドッジボールなら、ボールとコートさえあれば良いですし
男女一緒にできますからね。
「よし、やろう!」となりました。
ドッジボールのルール作りから、
グループ分けの仕方、学年で分けるのか、男女で分けるのか
ゲームは何分程度なのか、早く終わってしまったらどうするのか。
色々と詳細を考えて来て、とだけ伝えました。
言い出しっぺは、色々と責任を負わされます。
しかし、その分だけ成長もできます。
こういう生徒からの提案は
日本ではなかなかありませんでした。
もちろん、塾は受験勉強だけをする場、
という日本とアメリカの塾の捉え方の違いもあるのでしょうが
やはり、アメリカ育ちの子のほうが、何事に対しても自ら積極的に提案をしてくる印象があります。
もちろん中には、この子は勉強したくないだけだな、という提案もあったりしますが (笑)
日本では
主体性=わがまま
と捉えられがちで
極力目立たないようにするのが日本でのサバイバル術。
逆にアメリカでは、主体性を発揮していかないと
サバイバルできないのかな、と思います。
アメリカでは重宝されるが、日本では軽視される。
それが主体性なのかもしれません。
そんな日本とアメリカの違いを考えさせる
生徒からの主体的な提案でした。
さぁ、ドッジボール大会、実現できるのかどうか
こうご期待です。
生徒達の動向を見守って行きたいと思います。