夏期講習準備:漢字の楽しさ | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

皆さんはメモリアルデー、いかがお過ごしでしたか。

私は、特に何もせず(涙)

のんびり読書と映画鑑賞を楽しみました。


運良くか悪くか

週末は雨も続いていた為に

例のごとく、インドアにいることを正当化することもできました。


私が最近はまっている本に

漢字に関する本や漢字辞典があります。

はまっているというか

今年の夏期講習は、漢字の楽しさを知ってもらいたく

その準備に追われています、というのが本音ですね。(笑)


でも、漢字って本当におもしろいですよ。

一部紹介しておきます。



ちょっと汚い話になりますのでご注意を。


まず部首のしかばねの「尸」ですね。

これは人の体を表しているそうです。

ここに「水」がくると

「尸」+『水」で「尿」 になります。

おしっこですね。


ここに「毛」がくると

「尸」+「毛」で「尾」 になります。

しっぽですね。


そして、「米」がくると

「尸」+「米」で「屎」 になり、今では糞と書かれています。

この他にも

「尸」+「比」で「屁」ですね。おならです。


こんな話をすると、低学年の男子たちは大うけですね。

男の子ってどうしてあんなにアホなんでしょうね(笑)

すみません、私もそんな1人であります。


この他にも

白川静さんのこちらの本には

白川静さんに学ぶ漢字は楽しい (新潮文庫)/新潮社

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どうして「道」は「首」なのか。

どうして「取」には「耳」があるのか

などなど、知ってしまうと恐ろしいことが書かれているのです。

昔は、首は呪いを追い払うもの、耳は戦争の勲章、として扱われていましたからね。

本当に、現代っ子で良かったな、と心の底から思います(笑)



そんなわけで、夏期講習の準備に追われている教室長でした。