生徒との会話:おすすめの本 | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

先日生徒が

「先生!」と言って

本棚から何冊か本を取り出してきて

「この中でおすすめの本はありますか?」

と聞いて来たので

「うーん、この本は、ちょっと殺人ばかりで厳しいかな。

この本は登場人物もたくさんでてくるから分かりにくいかな

やっぱりこっちの本が子供の話だから一番親近感わいて楽しめると思うよ。」

と返事しました。


すると生徒は

「わかった、それならこの本にする」

ということで、嬉しそうに本を借りていきました。


先日も

「風の谷のナウシカ」という漫画が校舎においてあるのですが

これが全巻、たしか6巻で、壮大な物語です。

映画なんてそのうちの1巻しか描かれていません。

その本を生徒が手に取ったので

私はすかさず

「この本はねぇ、最高傑作なんだよ。

映画の100倍おもしろいよ。

話が深くてねぇ、一冊1時間以上かけて読まないと読んだことにならないんだから。」

と伝えると

生徒は目を輝かせて

「ならこれ借りていきます!」という調子でした。

そして、後日

「先生、本当に一冊1時間かかりました!」

なんて感想をいろいろ言ってくれました。


一人でも多くの生徒が本を読む楽しさを味わってもらえたらな、と思い

毎週少しずつですが本を増やしていっています。

また、なるべく私自身が読んだことのある本を置くように心がけています。

そうすることで、色々と話することができるので。


やっぱり本って楽しいですよね。