この上記の写真は何かと申しますと
今日、やまかげ先生という岩手県の公立高校の先生が
巣鴨アドバンススクールを訪れました。
え?何?岩手?なぜ巣鴨?
そうです、私もこの話を聞いた時は、はてなマークがたくさん頭の上にでていました(笑)
皆さんは「キズナ強化プロジェクト」
というのをご存知でしょうか。
やまかげ先生から色々と聞いたのですが
なんでも、岩手の高校生を含めた
1000人の子供たちがアメリカに15日間、派遣され
被災地の現状などを伝えるプロジェクト、とのこと。
政府が主導で進めているものらしいです。
その一つのグループがここオレゴン州に送られ
その引率として、やまかげ先生が来ているそうです。
先生として自分を全く飾らない方で
会ってすぐに親しんでしまいました。
やまかげ先生いわく
生徒の中には、福島から岩手に引っ越してきて
未だに4畳程度の仮設住宅で家族と暮らしている子もいれば
家族を失くし、親戚の家で暮らしている子もいる、とのこと。
日頃から新聞やらテレビやらで
被災地の現状などを耳にはしていましたが
実際に被害にあった子たちと接しているやまかげ先生の言葉には
重みがありました。
いつも考えてしまうのですが
一体自分は今、被災地で大変な思いをしている人たちに何ができるのか、と。
そして、いつもたどり着くのが
自分は今接することができる生徒たちを全力で育んで行こう、ってことなんですよね。
被災地とは何も関係ないのですが
1人でも多くの子が
自分の可能性を存分に発揮して
周りを大切にする子に育ってくれたら
巡り巡って、被災地の方々に貢献できるのではないかな、と思うのです。
そんなことを心に
今日はちょっとやさしく子供たちに接することができた教室長でした(笑)
明日、そのキズナ強化プロジェクトでオレゴン州を訪れている子供たちが
現地校で、英語でプレゼンテーションをするらしく
私も頑張って早起きをして(笑)
なんとか彼らの勇姿を見たいと思います。