塾の先生って儲かるの? | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

水曜日です。

相変わらずどんよりとした曇り空が続きますねぇ><



先日、生徒に

「塾の先生って儲かるの?」

という露骨な質問を受けたのですが

結論から言ってしまうと

他の分野である非サービス業などと比べると

お給料は低い、と言わざるをえません。

そのため、人材育成に情熱ある人か

他の業界では厳しい人だけが残って行きます。

だからこそ、活躍するチャンスが多いのもこの業界かな、とも思います。



このような記事を見つけました。

朝日新聞
若者の3年以内離職、塾や飲食業で半数


学習塾に就職した半数が3年以内に辞めて行くそうです。

同じ業界にいるものとして心が痛いです。



またそのデータの大本の厚生労働省のページを見ますと

厚生労働省:若者雇用関連データ

色々と関連するデータが載っているのですが

ニート(就職活動も勉強もしていない人)の数は

私と同世代の30代の人たちで、18万人。

他の世代も含めると60万人。


理由は様々なのでしょうが

親からしたら、子どもが30代でニートというのは

非常に避けたい状況ですし

それだけの人たちが日々を浪費しているのであれば

社会としても大きな損失ではないでしょうか。



ニートになってしまう一つの要因として

最近は、部屋に閉じこもって

一日中パソコンの前で無料で時間を浪費できる訳で

リアルな人との交流を通して

人から言われたくないことを言われたり

そして、悔しい思いをしたり情けない思いをして、

このやろう!って思い

また社会に出て行こうって思えるのではないかと思うのです。


そういう関わりがどんどんなくなりつつあり

また子どもの頃からそういう関わりをしていないと

どんどんニートの割合が増えていくのではないかと心配になります。


そういう意味でも

巣鴨アドバンススクールは

勉強だけでなく、人と人が交流できる機会をたくさんつくっていきたいと思います。