スティーブ一周忌:終わりを意識すること | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

去年の10月のブログにて

私は以下のような記事を書きました。

心の支え:スティーブジョブズ

あれから一年が経ちました。

同時に2012年もあと3ヶ月しかないんですね。

本当に時というのはあっという間に過ぎ去っていくものなのだと

ポートランドの秋の紅葉を眺めながらしみじみと感じました。



受験というプロセスは

合格を目指して学力を向上させていくことなのですが

私が子どもたちや保護者の方々に伝えることの一つに

合格後のことも考えてください、ということがあります。


つまり、合格するためだけの学力ではなく

本物の学力をつけてくださいね、ということです。

これは、合格だけを意識していたのでは身に付くものではありません。

合格後のことを意識して初めて身に付くのです。


これと同じで

人生においても

何を意識して生きるか、ということが大事になってくるのではないでしょうか。


私が良く読み返す本の一つに

「7つの習慣」

7つの習慣 [ スティーヴン・R.コヴィー ]

¥2,039
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という本があります。

こちらの本では

このようなエピソードが紹介されていました。


とあるお葬式。

見渡すと自分の友人や知人が喪服で並んでいる。

通路を進むと

そこには自分の遺影が。

あなたは、自分の人生の最期に、周りの人にどう思われていたいか。

これこそ、あなたが生きている間に目指すべきことなのではないか、と。

名声や業績、お金などとは全く違う何かがあなたの成功なのではないか、と。




つまり死後を意識することで

自分の人生において

本当にしたいことが見えてくる。

周りに翻弄されるのではなく

確かなる自分というものを持ち

自分が本当にしたいことをする

真に充実した人生を送れるのだ、と。



そんなことを考えた

スティーブジョブズの一週忌でした。

それでは皆さん良い週末を♩