ここ最近
日本から渡米したばかりの生徒の入塾が続いています。
そういう時期なのかもしれません。
そんな彼らの話を聞いていて思い出すのが
自分自身が駐在家族の一員として渡米したばかりの頃。
あのときは本当に学校に行くのが億劫でした。
言語が通じない
ということがどれだけ辛いことなのか。
それ以上に、誰にも相手にされない。
誰にも認めてもらえない。
そういう時期をほとんどの帰国子女が味わうわけです。
とにかく、先生の言っていることも
クラスメートが言っていることも
訳が分からない毎日。
学校という場所が嫌で嫌で仕方ない毎日。
早く日本に帰りたくて仕方ない毎日。
そんな日々があったからこそ
今の自分が形成されたのだと
今なら思えますが
当時の私はそんなことをみじんも思っていませんでした。
そういう意味で
そんな風に辛い目にあっている生徒がいたら
少しでも話を聞き、彼らの苦しみを少しでも軽くしてあげたいな
と思う今日この頃です。