何のための勉強か | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

こんにちは。

そろそろオレゴンの雨季も本格化してきましたね。

これから雨が続くのかと思うと

ちょっとワクワクしてしまうのは私だけでしょうか。

結構雨は好きなんですよね。

度を越すと悲しくなりますが。


先日とあるお母さんと話をしていた時にもお伝えしたことなのですが

巣鴨アドバンススクールが目指すべきところは

外見だけを見れば

志望校合格であったり、英語力の習得であったり、

日本語力の向上もあれば、数学力をつけることであったりします。


しかし、その核にあるのは

彼らの本来持っている100%の力を引き出し

それを世のため人のために役立てて欲しい

という想いです。


例え志望校に合格をしても、英検一級を取ったとしても

日本語の読み書きが完ぺきで、SATの数学で満点を取ったとしても

それを自分のためだけに手にしたのであれば

私には何も魅力的にはうつりません。



もちろん生徒達には、大いに力を磨いて

どんどん結果をだしてほしいと思っています。

どんどん合格して、英語も日本語も一流になってもらいたい。

しかし何のためにその力をつけるのかを見失わないでほしい。


働くの語源は

はた(まわり)を楽にする

ということを聞いたことがあります。


生徒達が日々勉強に励む理由

それは立身出世のためではなく

世のため人のためという目的をもって「はたをらく」にし

社会に貢献することだと思っています。



世の中には解決するべき課題がたくさんあります。

水、食料、環境、経済、政治、教育

多くの問題がこれでもかというくらい山積しています。


それを解決の方向に導くためには

明確な目的を胸に力のある人材が必要です。

そのための日々の勉強です。


「何のため 君よそれを忘るるな」

とは私の恩師の言葉です。



何のため

これを忘れずに勉強に励んでほしい


そう願いつつ

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子どもと動物将棋で真剣勝負の日々が続いています。

あれ、負けると本当に悔しいんですよね(笑)