失敗も成功も挑戦があってこそ | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

巣鴨アドバンススクールの夏期講習においては

講習から参加している生徒も多数おり

やはり塾は人が集まれば集まるほど

にぎやかになりますね。



結局、生徒たちは何らかの変化や成長を求めて塾にやってきます。

もちろん、親に言われたから塾に来た、という生徒が大半ではありますが

生徒自身が何も求めていなければ

親に何を言われようが

塾に来ることを拒むことは可能なわけなので。


成長したい、変わりたい、分かるようになりたい

そんな生徒の要望に最大限応えられるよう

職員一同色々と知恵をしぼっています。



最近嬉しい報告に

生徒の保護者の方々から

子どもが自信をつけたようです

というものがありました。


こういった生徒の内なる変化が

何よりも嬉しいです。

本来、勉強というものは楽しいものです。

分からなかったことが分かるようになるわけですから。


ただし、既存の教育システムでは

つまずくところまで戻って

もう一度やり直すということが非常に難しい。

つまり、一度でも転んでしまうと、置いてかれる故に

挽回することが非常に難しい。

だからこそ、勉強は楽しくない。

失敗することが怖い、となってしまうのです。




教育者は失敗することを恐れさせるのではなく

失敗しても、後で挽回できるから

おもいっきりやりなさい、そういってあげられる環境をつくることが

今の子どもたちに必要なのだと思います。


新しく塾に入ってくる子の中にも

やはりミスを恐れて、挑戦しない子もいます。

そういう時は、とにかく自信をつけさせてあげる。

また、失敗してもいいんだよ、そこから学べるんだから

と繰り返し伝える必要があります。


そうして安心できた生徒は

自信を取り戻し

また挑戦するようになるのです。


失敗は成功のもと。

ただし、失敗も成功も挑戦があってこそ。

そういう意味で、常に挑戦できる環境を用意してあげるのが

大人の責任なのかと思います。


くれぐれも

「またこんな点数とってきて!」や

「なんでこんな間違いばっかりするの!」

などと子どもに言わないでいただければと思います(笑)

大事なことは、その失敗から学ぶことであり

失敗をつきつけることではありませんので。


それでは皆さん良い週末を♪