アメリカンな実況中継:ワールドカップ優勝!!! | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

週末は少し雨もふり

7月のアメリカ北西部らしくない気温でもありましたね。


皆さんは日本女子ワールドカップサッカーの試合

観戦しましたか。


私はというと

例のサッカーバーに行くことを検討していたのですが

さすがに対アメリカの試合で

日本を応援するのを恐れ(笑)

家で静かにネットで見ていました。


延長に入る前まで

コンピュータの前にかじりついていたのですが

用事もあり、延長戦は移動しながら

携帯で結果を追っていました。


延長においてアメリカに

引き離されたときは

もうダメか、と思いました。

しかし、少し時間が経過してから

おそるおそる結果をチェックしてみると

「PKで勝利」との見出しが!!!

私は、両手をあげて歓喜してしまいました。


ちなみにその時に近くにいたアメリカの友人たちに

そのことを報告すると

サッカーなんてスポーツじゃない

という負け惜しみが (笑)


いやぁぁ

技術やパワーにおいて勝っていたアメリカに

まさか勝つとは。

それも二度も引き離されておきながら

追いつき

今まで一度も勝ったことのない相手に

ワールドカップ決勝で勝つ。

これでもかというくらいドラマチックな展開でした。


ちょっとバーで観戦しなかったことを後悔しつつも(笑)

力の差がある相手にも果敢に立ち向かい

最後の最後まであきらめないなでしこジャパンの姿勢

学ぶことが多い試合でした。


余談ですが

アメリカでのテレビ中継では

解説の方が常に中立的なコメントをしており

気持ちよくテレビ観戦できました。



アメリカに有利(日本に不利)な判定があったときも

「今のは主審の判定は間違いでしたね」などとコメントしており

アメリカ側にこびない実況で

見ていてこちらも気持ちよかったです。



日本の実況や解説など(特に民放)は

あまりにも自国よりのものが多く

わずらわしく思うことさえありました。



これも様々な国の人たちが集う

メルティングポットと呼ばれるアメリカならではの

テレビ中継だからなのかもしれません。


そんなわけで

今週もなでしこジャパンのおかげで

元気な生徒たち相手に頑張れそうです(笑)