うちの幼児生徒に人気のシリーズに
「よい子とママのアニメ絵本」
というものがあります。
本当に皆この本を借りていくので
機会があるごとにこのシリーズを増やしてきました。
今では80冊出版されている中の50冊程度まで増やしたのですが
生徒達のペースに追いつけず
一部の生徒からは不満の声があがっているそうです(笑)
その絵本の物語の多くは、一度は聞いたことあるものばかりだったものですから
今まで手にとって読んだことはなかったのですが
実際に手にとって読んでみると
意外や意外
残酷な物語が多いことに驚きました。
「赤い靴」という話の中では
動き続ける靴を脱ぐことができないお嬢さんの足が
まるごと切られてしまうんですね。
その後、義足で生活するという設定なのですが
何のためにここまで残酷な話としておくのか。
しかし、よく考えて見ますと
世の中というのは、残酷なことが多い。
素晴らしいこともあれば、残酷で見るに耐えないことも多いのが世の中です。
そう考えますと
こういう残酷な内容のある童話というのは
子どもにとって世の中を見る
良い機会なのではないかと思えるようになりました。
世の中には醜さがあるからこそ美しさがあるのであり
不幸があるからこそ幸福を感じることができる。
それらは別々のようであり、一緒なのではないか
そんなメッセージが童話の中に入っているのかな、と思いつつ
結構長い時間アニメ絵本を読みふけってしまいました(笑)
最近風邪をひく生徒が多いので
皆さんも気をつけてくださいね。
うがい手洗いは忘れずに♪