こんにちは。
オレゴンはなんだか晴天で気持ちの良い金曜日になっています。
まずは、質問です。
食に困っている人がいるとします。
皆さんはどちらの選択肢を選びますか?
1、食事を与えてあげる
2、狩りの仕方や野菜栽培の方法を教えてあげる
即効性があるのは最初の選択肢でしょう。
しかし、食事を与えてあげたところで
その困っている人は根本的に助かりません。
そして、食べ物を得る方法を教えてあげる選択肢は
即効性がなく
教えるほうは忍耐がいります。
教わる方も忍耐が必要です。
しかし、方法を習得することで
その食に困っていた人は一生涯、食に困ることがなくなります。
この例を、宿題などで困っている子ども達に当てはめて見ましょう。
英語の文章がかけない子どもに
文章を用意して、コピーさせる
算数の文章題を間違えた子どもに
正解の式と答えを教えてあげる
例をあげているときりがないのですが
最初の選択肢1のようなおなかが減っている人に単に食事を与えるようなことは
その子のためになりません。
どうしたら、正解が導き出せるのか
どうしたら自分で文章を書けるようになるのか
それを一緒に考え、導いてあげる
それが我々大人が子どもにすべき対応なのです。
子ども達がどうしたら自立して課題に取り組めるようになるのか
それを目的に、子どもと接してあげてください。
面倒を見られるのもせいぜい子どもが18才になるまででしょう。
それ以降は親の助けなしに生きていかなければなりません。
その準備としても、子どもが小学生の頃から
常に選択肢2を、自立させるということを意識して子どもを見守ってあげてください。
それでは良い週末を。
追伸
今日、気づきましたが(記事は前日に書いたものです)5月1日は開校記念日だったんですね! (笑)
一年間、本当に多くの方にお世話になりました。
みなさんが居ての巣鴨アドバンススクールです。
本当にありがとうございます。
また開校について来週月曜日にアップしたいと思います。
それでは、良い週末を!