今日は暖かい日になりました。
っていうか、暑いですねぇぇ。
先週末、私は映画を見に行っていました。
映画館に足を運ぶたびに、必ず思い出すのが、尊敬する大学教授の話です。
その先生は、大学一厳しいということで有名な政治学の先生なのですが
出す課題の読書量は、1日2時間以上
読むだけでなく、調べ物、ディスカッションもさせ
試験も、暗記だけのものではなく
インクラスエッセイという、クラス内でのエッセイ形式のテストだったのですが
アメリカで生まれ育った生徒でも2時間3時間書き続けて、やっとBがもらえるようなテストでした。
それこそ、「先生、僕はこの学期にこのクラスだけとっているのではありません!」
と言いたくなる位、やることが多かったのです。
そんな厳しい先生でしたが
私を含めた留学生を家の食事へ呼んでくれたり
英語での勉強なんて大変でしょう?と色々と心配をしてくれました。
「先生のクラスで大変なだけです」と冗談を飛ばしあえるような仲でした。
そんな信頼していた先生だからこそ
今でも心に残っているのでしょうが
こんなことを言っていました。
「私は映画館に行くのが好きなの。映画の良し悪しではなく、映画館という非日常的な空間で時間をすごすこと自体が贅沢。だから、映画を楽しむだけでなく、あの空間も味わうとより充実した時間を映画館で過ごせるわよ。」
と。
授業で映画の話があがったときでした。
何気ない一言でしたが、私の映画の楽しみ方を変えてくれた一言でした。
このように、先生の発言の影響力は大きいものがあります。
しかし、どんな先生でもということではなく
本当に生徒を想い大事にする先生の発言こそ
影響力が大きいのだと思います。
私も、彼女を見習い、生徒を大事にし
そして、大量に宿題を出す先生でありたいと思います(笑)
もちろん、生徒の力量に合わせてですが。
今週末 3月7日(土)お母さんのための勉強会です。
10時~11時30分
(すいません、前回の記事で11時からと書いてしまいましたが10時からとなっております。ご迷惑おかけして申し訳ありません。)
内容としては、基本的に家庭における日本語教育について、となっております。
まだ席に余裕がありますので、お気軽にお問い合わせください。
ホームページ
にあります、メールアドレスへメールか、電話にてお願いいたします。