本当の教育:どんな子であれ、必ず優等生にしてみせる | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

こんにちは。

あっという間に今週も金曜日になりました。

塾生の面談や入塾する生徒さんたちのお母さんたちとの面談もあり

ちょっとめまいがしております(笑)


さて、その1人のお母さんとの話で「やさしい先生」という話題があがったので

また皆さんと共有できればと思いました。


本当にやさしい先生というのは、つまり子どもを想っている先生、というのは

やさしさの中にも厳しさがある先生だと思っています。


私はこんなキャラクターなので

生徒からもしょっちゅうからかわれたりします。

「先生、早く結婚しないの?」とか(笑)

「先生、こんなところにいたら出会いないでしょ?」とか(笑)

まぁ、好き勝手なことを言われ放題ですが

特に注意もしませんし

休み時間も、他人に迷惑をかけないならば、なるべく自由にさせるように心がけています。

そのせいか、一時期風船バレーボールがはやり、ここは塾なのか?と思った時期もありました(笑)

もちろん、授業時間になれば、生徒たちはサッと遊びを止めて、席についてくれるのですが。



ただ、そんな私でも厳しく言うときがあります。

それはどういう時かと言うと

人の気持ちを大切にしていない時

授業時間の大切さを理解していない時

宿題をやってくるという約束事を守れない時


特に三番目の宿題ですが

まだ、分からない、考えた形跡がある、しっかりやろうとしていた、という形跡があれば何もいいませんが

それが、言い訳がましく、忙しかったから、などと言われたら

相手の目を見据えて、静かに伝えます。

「宿題はやってくるという約束ごとだ。それを守れないのであれば、○○(生徒の名前)は塾に来ている意味がない。つまり、塾に来ても無駄だ。だから、宿題やらないならば、来なくても良い。」と。

別にこちらは生徒に頼んできてもらっているわけではありません。

ただ、最近の生徒は賢いですから、

「売り上げが落ちるから本当はやめてもらったら困るんでしょ?」

なんて平気で言ってくる生徒も日本にはいました。


そんな生徒にこびているようでは、教育なんかできません。

そうではなく

来るものは拒まず、去るものは追わず、です。

これは巣鴨アドバンススクールの原則でもあります。

うちを選んで来てくれるのなら、全力でその子が自信を持って勉学に励めるよう最大限のサポートをする。

それがどんな子であれ

授業中に集中力がない子であれ

勉強が苦手な子であれ

来るものは拒まず

「必ずどんな子も優等生にしてみせる」

そういう心が本当の教育なのだと思います。



とかなんとかかっこいいことを言いながら

「もう無理!」なんて思ってしまうこともあるんですけどね(笑)


それでは、皆さん良い週末を。


追伸

3月7日(土)の11時(←10時の間違いです。申し訳ありません)からお母さんのための勉強会です。

参加します、というメールを塾生以外のお母さんからもいただきました。

「子どものために勉強して私も成長しなくちゃ」

と思いのお母さんたちには本当に頭が下がります。

内容のトピックは、家庭内における日本語指導で気をつけるべきこと

主な対象は、こちらで永住予定の方と前のブログでも書きましたが

いろいろと整理していくと、どんな方でも何かしら学べる内容だな、と思い始めました(笑)

ですので、どなたでも参加して損はない内容となっております。


参加方法は、

巣鴨アドバンススクールのホームページ にあります

メールか電話にてご連絡ください。