先週末は快晴でしたね。
私は仕事の後、少しダウンタウンを散策していました。
私の先輩からの薫陶で
「ボケーっとしないで、人や街の観察も訓練だ。あの人は何を考えているのか、どこへ行こうとしているのか、そういったことを考えながら、周りを見ていきなさい。」というものがありました。
これは、つまり
お客様を相手にしたり、仕事仲間ともうまくやっていくには
相手が何を考えているのかを常に意識しなければいけない、ということにつながってくるのです。
私はそれ以来、街行く人々を見ては、あの人はどこへ向かうのか、とか。
楽しそうに話をしているな。兄弟かな・・・
この人は、このまま行くと、横断歩道を渡れないから、少し早歩きになるはず
この広告は、白人ばかり使って、何を言いたいのだろうか・・・
このレストランではこの料理を売りたいがために、このメニューの並び方にしているのではないか
椅子のすわり心地は、もう少しクッションがやわらかい方が、お客さんは長く滞在し
コーヒーの売上げもあがるのではないか・・・
照明の使い方が、レストランの質とマッチしていないのではないか
などなど
色々なことを想定しては
仮説をたてそれを立証したりして、楽しんでいます。
このように何気ない場面でも、いろいろと楽しみ方は無数ですし
学ぶことは多々あります。
昨今は不景気が叫ばれていますが
相変わらず、ダウンタウンのアップルストアは人でにぎわっていましたし
私が良く行くボードゲーム屋さんも、サンクスギビング前ということもあり
大盛況でした。
店員さんも
「この時期は忙しいのよ、不景気?ん~、ちょっとづつ戻ってきている感じかしら」
と言っていました。
もちろん、新聞から得るデータなども大切なのかもしれませんが
実際に自分が得る情報ほど信頼できるものはありません。
日本人は特に、他人やマスコミから得る情報を信頼しすぎて、自分の感覚を大切にしない傾向があるのかな、と思います。
受験シーズンもせまってきましたが
偏差値などで受験する学校を決める必要はなく
あくまでも指標として使ってもらい
実際には自分の目で見て、自分の感覚で選んでもらうことが一番なのだと思います。
巣鴨の生徒たちにも
これからの人生において、うわさや第三者からの情報などに惑わされずに
自分の目で見て、自分の感覚を大切にして、人生を歩んでもらえればと思っています。
今日はまとまりもなく
つれづれなるままに書いてみました。
11月も、もう後半に入りました。
あっという間に年末を迎えることになりそうです。
寒くなってきたので、体調管理には気をつけてくださいね。
それでは、今週も一週間はりきっていきましょう。