人生を楽しむ力:考え続けること、情報をうのみにしないこと | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

先週末は快晴でしたね。

私は仕事の後、少しダウンタウンを散策していました。


私の先輩からの薫陶で

「ボケーっとしないで、人や街の観察も訓練だ。あの人は何を考えているのか、どこへ行こうとしているのか、そういったことを考えながら、周りを見ていきなさい。」というものがありました。

これは、つまり

お客様を相手にしたり、仕事仲間ともうまくやっていくには

相手が何を考えているのかを常に意識しなければいけない、ということにつながってくるのです。


私はそれ以来、街行く人々を見ては、あの人はどこへ向かうのか、とか。

楽しそうに話をしているな。兄弟かな・・・

この人は、このまま行くと、横断歩道を渡れないから、少し早歩きになるはず

この広告は、白人ばかり使って、何を言いたいのだろうか・・・

このレストランではこの料理を売りたいがために、このメニューの並び方にしているのではないか

椅子のすわり心地は、もう少しクッションがやわらかい方が、お客さんは長く滞在し

コーヒーの売上げもあがるのではないか・・・

照明の使い方が、レストランの質とマッチしていないのではないか


などなど

色々なことを想定しては

仮説をたてそれを立証したりして、楽しんでいます。


このように何気ない場面でも、いろいろと楽しみ方は無数ですし

学ぶことは多々あります。


昨今は不景気が叫ばれていますが

相変わらず、ダウンタウンのアップルストアは人でにぎわっていましたし

私が良く行くボードゲーム屋さんも、サンクスギビング前ということもあり

大盛況でした。

店員さんも

「この時期は忙しいのよ、不景気?ん~、ちょっとづつ戻ってきている感じかしら」

と言っていました。


もちろん、新聞から得るデータなども大切なのかもしれませんが

実際に自分が得る情報ほど信頼できるものはありません。

日本人は特に、他人やマスコミから得る情報を信頼しすぎて、自分の感覚を大切にしない傾向があるのかな、と思います。


受験シーズンもせまってきましたが

偏差値などで受験する学校を決める必要はなく

あくまでも指標として使ってもらい

実際には自分の目で見て、自分の感覚で選んでもらうことが一番なのだと思います。


巣鴨の生徒たちにも

これからの人生において、うわさや第三者からの情報などに惑わされずに

自分の目で見て、自分の感覚を大切にして、人生を歩んでもらえればと思っています。


今日はまとまりもなく

つれづれなるままに書いてみました。


11月も、もう後半に入りました。

あっという間に年末を迎えることになりそうです。

寒くなってきたので、体調管理には気をつけてくださいね。

それでは、今週も一週間はりきっていきましょう。