「学校(現地校)の先生に言われたこと・・・一つだけなんだけど分かったんだ。
この前覚えた単語が使われてて、だから分かった。」
と。
アメリカにきて間もない生徒からのうれしい報告でした。
塾の補習時間で現地校の宿題を行っている生徒には
必ず、宿題を終わらして「終わり」なのではなく
宿題の中からいくつか覚えるべき単語を選び、それを覚えてから帰させるようにしています。
宿題に取り組み、単語を覚え、英語の授業では日本語で文法を習う
この循環の中で
少しずつですが
生徒は上達していき
そして、本人も自分の成長が自覚できるようになってくる。
一般的に、帰国生の学習用英語レベルが現地の生徒に追いつくのは
5年
と言われています。
それも、幼稚園から現地校に通い5年です。
小学校高学年で来た場合は、これが更に伸びてしまうのかと推測します。
そんなことを言っても、一年ほどで流暢に英会話を駆使している生徒さんもいます。
しかし、どれだけ流暢に英語をしゃべっていても、書く力、読む力などは、見た目では判断できません。
単なる英会話ではなく、学習用英語となると、現地の生徒に追いつくには時間がかかります。
巣鴨アドバンスの目標としては、この5年と言われているものを、まずはその半分以下の2年に縮めることです。
もちろん、学年によっても違いますし
生徒の環境や、動機についても多少の前後はあるかとは思います。
そして、無理やり高い目標を持たせて、生徒を苦しめては本末転倒です。
しかし、周りの大人や先生が、その生徒を意識し、大事にし、適切な指導を施していけば
5年もかかるわけがないと確信しています。
生徒には動機付けのために、このように声をかけています。
「2年間でアメリカの生徒たちをギャフンと言わせてみよう」
「自分を信じて、負けなければ、絶対に目標は達成できるよ。」
「どうせやるなら、ナンバーワンを目指そう。」と。