何度も載せてはいるのですが、ブログは現在
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新天地でブログを更新しています。
新天地で気分も一新。
しっかり更新して行きます!
アメーバブログさん、10年間本当にお世話になりました!
こちらの新しいブログサイトをブックマークなどしてもらえると嬉しいです!
もう本当に申し訳ありません。全然こちらのブログを更新しておらず。その間、何を更新していたのかというと、巣鴨キッズのブログ更新をしていました。二つのブログを更新していくって大変なのかな、と思いつつ、ただの意識が二つに向いていなかっただけなんですよね。
巣鴨のプリスクール巣鴨キッズは先週から夏休みに入りました。今週からは、塾の方で、夏期講習の24時間講座が始まりました。24時間といっても、1日たったの6時間勉強を4日間やってしまおう、というものです。先日、この講座に申し込んでいない生徒にこう言われてしまいました。
「先生、24時間講座なんて意味ないですよ!」
どうした?
「だって前半はまだしも後半とか集中できないですから」
なるほどね。それは例えて言うなら、ボールが当たらないから素振りしても意味ないですよってことかな?
「え?どういうことですか?」
だってそうでしょ。できないから練習しても意味ないって話でしょ?
「は、はい。」
バットをふってもボールに当たらない。だから素振りしても意味はないってことでしょ?6時間集中がもたないから、勉強しても意味はないって。でもさ、バットにボールが当たらないから練習するんじゃないの?6時間集中がもたないから、限界に挑戦して、その限界を伸ばして行くんじゃないの?できないから、練習してできるようにするんじゃないの?
「まぁ、そうですね。。。」
別に微分積分やれって言ってる訳じゃないんだから。中学校の勉強なんてやったもんがち。どれだけ量をこなしたか。質なんてあとでついてくるんだから。やっておきなって。どうせ、家にいてもyoutubeみて終わりでしょ?
「そ、そんなことは。。。」
ね、だったら、1日のうち6時間、自分の限界に挑戦してみようよ。
と言うわけで、皆、頑張って勉強に取り組んでいます。勉強って意味あるの?と言われることは多々ありますが、youtube見ているよりは意味あると思います。何よりも、勉強って楽しいものですから。ただこれは勉強きわめないと楽しさは分かりませんよね。1日6時間なんて、浪人生からしたら序の口ですから。
巣鴨に来ている生徒、まだ渡米して1ヶ月ですが、それまでは一切英語はやっていなかった子も、1ヶ月で100単語読めるようになり、見たことのない単語も推測で読めるようになりました。フォニックスをしっかり習得した賜物です。
「見たことのない単語も推測で読めるようになる」のが大事なんですよね。ここまでくれば、自分で英語の本の読書もできるようになります。もちろん英文の意味は完全にはわからないでしょうが、読めるようになれば動き出した車輪のようなもの。あとはどんどん速くなるだけでしょう。
英語や日本語、言語は全てそうですが、まずは読めるようになることが大事です。その読めるようになるためには、先生の話を「聞ける」ことが大事になってくるんですね。この「聞ける」子は、ぐんぐん伸びていきます。「聞けない」子は逆になかなか伸びません。
そういう意味では、聞ける子に育てるって本当に大事なんですよね。冒頭のフォニックスを習得した子も、しっかり聞ける子なんですよね。聞ける子は本当に成長が早い。
巣鴨が運営母体のオレゴン州ビーバートンにある幼稚園「巣鴨キッズ」でも人の話を聞けるように活動を展開しています。まずは人の話を聞く。全てはここからです。
うちでは職員研修と題して、授業シミュレーションをします。こういう生徒がいたら、どう対応するか、というのを先生同士で披露し合うんですね。先日も私が先生をやっていて、気づいた点を他の先生にあげてもらいました。
シミュレーションをして、その時に言われたのは、私は質問を多用している、ということ。他人から言われて、そういえばそうだな、と思ったのですが。この問題は何を聞かれているの?どういうこと?それを分かるためには何がわかればいいの?などなど、とにかく質問をしていくんですね。そうすると、子供たちは自分で考えます。
先日、生徒からこんな質問を受けました。
「1/2+1/2=1/4になりますか?」と
ここで、違いますよ、1ですよ、と答えるのは誰でもできます。
私はこう返しました。
「0.5+0.5=0.25になりますか?」
と聞くと
「あ、そっか。。。。そんなことはないな」と子供は勝手に納得するんですね。
他にも
「3x+3x=6xになりますか?」と質問されたので
「x+x=2xになりますか?2x+2x=4xになる?」と聞くと向こうは納得していました。
この自分で納得するってことが大事なんですよね。答えを知っても納得まではいきません。合っていた、ということだけです。自分の考えが正しいのか、そうでないのか、それを知ると子供たちは納得しますね。納得をすると、忘れません。納得をさせてあげるのが、塾業の勤めなのかな、と思いますね。納得をした子は、強いんですよね。強いと人生、得です。どんどん強くなって、人生を謳歌して言ってもらえたらと思います。