未来のソフト開発者を救うための大事な裁判です! 映画「Winny」 | すがちゅあ~んのブログ

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ようやく、ようやく気になる作品を見ることができました。昨年の今ごろ、映画館でよく予告編を見ていた作品ですね~ 映画「Winny」でございます。 正直な話、どんな物語なのかよくわかってはいなかったのですが、ずっと気になっていた映画です。

 

ネットの世界には、あまりにも疎くて、今回見たような「ネット史上最大の事件」については、まったくわかっていませんでした… 当然、「Winny」というソフトのことも、まったく知りません… 存在どころか、名前も聞いたことがないんじゃないかなあ? これ、有名なソフトなんでしょうか? そして、この裁判は、有名な裁判だったのでしょうか?

 

 

殺人に使われたナイフ。そのナイフを作った職人は、責任を取って逮捕されるのだろうか? もちろん、答えはノーですよね? ナイフにはまったく罪がありませんから。

 

簡単に言えば、この物語はそういったことなんでしょうね~ パソコンソフトを作った人は、そのソフトを使って犯罪を犯した場合、罪に問われるのかってことです。 ま、そのソフトのせいで、犯罪が可能になったというのであれば、ある程度の罪はあるのかもしれませんが… ただ、この裁判に負けてしまったら、開発者が罪人になってしまったら、自由にソフト開発なんてできなくなってしまう… そのための、つまり未来のための大事な裁判ということになります!

 

実在の人物、ファイル共有ソフト「Winny」の開発者、金子勇さんを演じるのが、東出昌大さんになるんだけど、これがまた、そっくりなんですよね? 映画のラストには、実在の本人も登場するんだけど、風貌はともかく、雰囲気というか、性格までそっくりに見えるので不思議です。個人的には、東出さんはあまり得意ではないのですが、この手の役をやらせたら、彼に勝る人なんていないかもと思える、素晴らしい演技でした。

 

 

Yahoo映画の作品解説より

ファイル共有ソフト「Winny」の開発者である金子勇さんの実話を基に描くヒューマンドラマ。あるソフトを開発して逮捕されたプログラマーと、開発者を守るために権力やメディアに立ち向かった人々を描く。監督などを務めるのは『ぜんぶ、ボクのせい』などの松本優作。

 

 

そして、実はもう一人、実在の弁護士を演じた三浦貴大さんも、忘れることのできない素晴らしい演技だったことを、どうしても伝えないと、この作品の感想は終わることができません… この作品は、彼のためにあると言っても過言ではないのかもしれません… 法廷での彼のシーンは、すべて感動的なものがありました。もちろん、法廷に向かうまでの準備期間もすべてそうです。同じ弁護士役の吹越さんも、素晴らしいとは思いましたが、ここはやはり、東出&三浦コンビありですね~

 

DVDには、完成披露の舞台挨拶の映像もありましたが、金子さんの奥さんのお手紙もあったりして、映画そのものよりも感動的な回になっていました。ここも結構な見どころでした。想像以上に、素敵な作品になってました。いい映画が見られました。