今日も、新作公開映画を2本ほど見てきましたが、韓国映画特集を続けちゃいますね? 一応、6回ほど続く予定ですので、よろしくです! 本日は第4弾、映画「高速道路家族」でございます! ホームレスの家族の物語なんだけど、これはなかなかの問題作ですね~
高速道路のサービスエリア、意外に住みやすいところなのかもしれません… ま、でも、まさか見知らぬ人からお金を借り続けて、そこにテントを張って生活しちゃう家族がいるなんて、思いませんからね… これを家族4人でやっちゃうことに、かなりの問題を感じてしまいます…
もしかしたら、こういう生活がうまく続けられちゃうのかも… なんて思ってしまった自分がいたのですが、さすがに、こういう悪いことを続けていると、ピンチは絶対に起こってしまうんですよね? 絶対に二度と会わない人ばかりだったら、うまくいっていたのかもしれないけど、一度お金を借りたことがある人に、また会っちゃったことから物語は大きく動きます…
完全にあやしまれちゃって、っていうかバレちゃって、一家はとうとう警察に捕まってしまいます。が、しかし、警察に突き出した女性は、とても裕福な女性で、優しい人だったので、子どもたちを預かることになったんですよね?(奥さんもです) 優しいお金持ちの人に育てられて、警察に捕まった夫以外は、幸せな暮らしができてしまうというまさかの展開に…
ま、ラストは、結局幸せな暮らしがいつまでも続くことはなかったのですが、まさかまさかの展開で、どんな結末を迎えるのか、まったく予想できないお話でした… 意外に楽しく見られたのですが、やはり子供たちにとって、あんな親の教育では困りますし、応援はできないなと思いました… あんな親でも、子どもたちはとっても大好きなことがわかるので、すごく見ていて切なくなりました… お金持ちとの出会いで、もしかしたら幸せになっちゃうのかもなんて一瞬は思ってしまったんだけど、そんなことはないですよね?
Yahoo映画の作品解説より
高速道路のサービスエリアを転々としながら生活するホームレスの一家を描くスリラー。サービスエリアの利用者にお金を借りて生計を立てる一家が、かつてお金を借りたことのある人物と再会したことで予期せぬ事態へと発展する。監督・脚本はイ・サンムンが担当。
さすがにこれは、問題作だったなと感じています。若干、感情が揺さぶられてしまう場面が多々あり、いろいろ考えさせられました… あれだけ頼まれちゃったら、お金貸しちゃうのかなとか、子どもたちがいると、やっぱり違うんですよね… 面倒見なきゃという考えも理解できちゃうし… 裕福なうちのおじいちゃんおばあちゃんの気持ちも、なんとなく理解できちゃうしね…
人のぬくもりも感じることのできる作品ではありますが、子どもを幸せにしたいという親の気持ちも理解できますが、やっぱしそのやり方はね~。