あきた十文字映画祭での上映後のトークショーが最高でした! 映画「二人静か」 | すがちゅあ~んのブログ

すがちゅあ~んのブログ

映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

飽きた十文字映画祭初日の最終上映は、映画「二人静か」でした。実は、久しぶりに見るR18映画。R指定の映画です。かなり、期待度MAXでございます!(笑) 監督の坂本礼さんや、主演の西山真来さんなんかも、舞台あいさつに登場するというので、かなり楽しみにしておりました。

 

これでも一応男子ですので、やはりR指定の映画は、楽しみなんですよね~(最近、ウチの奥さんとのご一緒映画が多いので、ほとんど見ることができないR指定映画でした)

 

 

あの日から、わたしたちの時間は止まったまま…という一文がポスターに書かれていて、地元仙台の水澤さんが主役ということもあり、完全に震災関連の映画かと思っていたのですが、そういうわけではありませんでした…

 

当時5歳だった娘が突然姿を消した… そして、5年の月日がたったのだが、行方不明のままという話… 夫婦の生活は、そこで止まってしまったんですよね… そんな夫婦の再生物語といった感じになるのかな? ここまで暗い内容で、R指定の映画? 大丈夫なのこれ?

 

ピンク映画で映画製作を学んだ坂本礼監督、どんな形でR指定映画を見せてくれるのか、いまかいまかと期待だけが膨らんでいたのですが…(ま、内容が内容なので、正直、そんな気分にはならなかったのですが…) ビックリしました… ラストの一瞬だけの夫婦の久しぶりのエッチ… え? これがR指定の映画なの?

 

 

Yahoo映画の作品解説より

5年前に行方不明になった娘を捜し、喪失感を抱えたまま生きる夫婦を描くドラマ。『乃梨子の場合』などの坂本礼がメガホンを取り、坂本監督作『夢の女 ユメノヒト』などの中野太が脚本を務めた。不条理な運命に翻弄(ほんろう)される夫婦を『川下さんは何度もやってくる』などの水澤紳吾と、『夏の娘たち ~ひめごと~』などの西山真来が演じ、二人の前に現れる女性を『サンキューフォーカミング』などのぎぃ子が演じる。

 

 

上映後の舞台挨拶(トークショー)でも、大いに盛り上がったのは、ピンク映画とR指定の映画についての話題。「なぜ、この映画はR18なの?」という質問から、R指定の秘密や、映画制作秘話みたいなの、ピンク映画に関することなど、楽しい話を聞くことができました…

 

簡単に言うと今回は、あのエッチシーンのワンカットだけが、R指定にされるところだったみたい… たったワンシーンのワンカット、一瞬のカメラの角度とか、どこを映すかだけで、それだけでR指定かどうかが変わっていくのだという… 主演女優さんたちの話より、監督さんや脚本家の先生のトークで終始盛り上がるという珍しいトークショーでした。なかなか面白かったのですが、これ以上は紹介しないことにします。

 

個人的には、不思議な女性を演じていた女優・ぎぃ子さんの明るい雰囲気がすごくよかったと思いました。彼女は、もっとメインになって仕事していくじゃないかな?