映画「サイレントラブ」を見てきました… 少し薄かったかなあ… 思っていたより、泣けなかったです… 目の見えない女性と、声が出せない男性の恋は、かなり厳しいなというのが、一番の感想になるかな？ ピアノの演奏シーンも多かったですし、音楽担当の久石譲さんの音楽、メインはピアノ曲かな？ それは感動的でしたね～
浜辺美波さんは、相変わらず可愛らしかったですし、山田涼介くんは、終始おとなしく（ま、もちろん、声が出せない役なので）、本来の自分を殺してという演技が印象的です！ 野村周平君が、かなりの憎まれ役ではありましたが、物語のカギを握ってるってところもありますね。
一番最初に、薄かったかな？ なんて書いちゃって、本当に申し訳ないです… 内田英治監督、かなり期待していたのに若干ガッカリだったのは、正直な気持ちですかね…（うちの奥さんは、劇場から出るなり、ちょっと薄っぺらかったね… と、かなり厳しめでした）
なんでこんなに… みたいな感じもありましたが、丁寧に物語の背景を説明してくれていたのは好感度大でしたね… 声を失ったきっかけ、目が見えなくなったきっかけ、二人とも、生まれつきというわけではないので、それはかなり厳しい状況だったのかな？
目が見えない人は、もっといろんな状況に敏感なんじゃないかな？と、ずっと不満な感じがあったのですが、それはきちんと説明が入っていてありがたかったです。浜辺美波さんは、あまり前に出るような演技じゃないので、なかなかわかりにくい感じだったかもしれません…（あまり演技が…という意見もあるようですけど）
Yahoo映画の作品解説より
ある出来事をきっかけに声を出さなくなった青年と、不慮の事故で視力を失ったピアニスト志望の女性が織り成すラブストーリー。『ミッドナイトスワン』などの内田英治監督がメガホンを取り、『君たちはどう生きるか』などの久石譲が音楽を担当。
純愛っていう物語大好きなんですよね… 昔から、ちょっとクサい感じの恋愛映画は好きでしたけど、今どきの恋愛映画は、なかなか簡単にではないなという印象も残ります！ 複雑というか、ただでは終わらないって感じがありますね… 少しまどろっこしいというか、なかなか前には進みません… ま、それだから映画になるんだと思いますが…
それにしても、この映画の売りはやはり久石譲さんですかね？ アカデミー賞のノミネートこそなかったですが、やはり彼の音楽は世界に誇れるものかと思いました… ピアノ曲の中にもいい曲がいっぱいありました… それだけでも、十分満足のできる映画なのかもしれません…